カズレーザー、出演オファーが殺到しても「週1日休み」を確保するワケ
レギュラー番組を多数抱え、ワイドショーからラジオ番組まで幅広く活動する「メイプル超合金」カズレーザー。しかし、そんな超売れっ子ながらも、週1回の休みは必ず確保することをマイルールとしているという。そんな彼の「仕事論」とは?
【前回記事】⇒高学歴芸人・カズレーザーが考える「“おもしろい人”に共通している特徴」
――たくさんの仕事を抱えるカズレーザーさんですが、ご自身のなかで「受ける仕事の基準」はあるんでしょうか?
カズレーザー:昼間スタートで夕方終わりという理想的な労働時間で、さらに単価が高い仕事だったらベストですね! というのも、忙しいのは苦手なので、自分自身を忙しい状態には置きたくないので。時間帯さえハマって、自分に期待していただいてオファーをいただいて、「自分にできそうだな」という仕事ならば、どんな仕事でもやりたいです。
――すごく売れっ子なのに、週に1日は必ず休みの日を確保されるそうですね。売れっ子芸人さんは、眠れないほど忙しいイメージがありましたが、ワークライフバランスがちゃんとしているんですね。
カズレーザー:世間で思われているほど、僕は忙しくないんですよ(笑)。だから、必ず週に1日は休んでいますね。というか、「芸人=忙しい」というのは、吉本の芸人さんが生み出したイメージだと思います。吉本の芸人さんは劇場がたくさんあるので、バンバン働いてますよね。
たとえば、僕が一緒に住んでいる「トレンディエンジェル」のたかしさんは、大阪の劇場で仕事があった日に、夕方に沼津の劇場で仕事があって、その翌日に京都で出番があって……みたいな感じに。しかも、静岡から一度、東京の自宅に帰ってから、その後、京都に行くんです。それだと移動だけでも、無限に忙しくなっちゃいますよね。
吉本芸人の人が「忙しいです!」っていうから、「テレビに出ている芸人は忙しい」と思われがちですが、僕みたいに劇場がない事務所の芸人はそこまで忙しくないんじゃないですかね。有吉(弘行)さんくらいレギュラー番組を持っていない限り、メディアの仕事だけでパンパンになる人は、あまりいない気がします。
――週に1回、絶対に確保された休日は何をしているんですか?
カズレーザー:単純にダラダラしています。「今日のごはんは何にしよう」とひたすら1時間悩むような日々を送ってますよ。
――自分の時間を確保することで、バランスを保ってるようなところがあるんでしょうか?
カズレーザー:多分体力的には、まだまだ全然働けるんですよ。でも、僕は子どもの頃から「ダラダラできる大人」になりたかったので、夢は叶えたくて。
「芸人=忙しい」は吉本芸人が生んだイメージ
体力的にはまだまだ全然働けるけれど…
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