暴走族の迷惑行為「うるさい爆音」を鳴らして走る意外な理由
こんにちは。伝説のレディース暴走族雑誌『ティーンズロード』3代目編集長をやっていた倉科典仁と申します。ティーンズロードは1989年に創刊され、90年代には社会現象に。現在は休刊となっておりますが、そんな本誌に10年以上携わっていました。ここでは私なりの目線で「編集者から見た暴走族」についてお話していきたいと思います。
皆さんは「暴走族」と聞くと、99%の割合で“爆音を立てて走る集団”というのが頭に浮かぶと思います。
深夜に人の迷惑を顧みず「ボーンボン!」と地響きのような爆音を鳴らし、信号無視をしたり、逆走したり……。一般社会の常識や、道路交通法的にも暴走行為(共同危険行為等)は決して許されるものではないことは明らかです。
しかし「暴走族が爆音を立てて走る」行為には、彼らなりの理由があったというのです(諸説あり)。
もちろん、どんな事情があろうが夜中に爆音を立てて走るのはいかがなものかとは思いますが、参考までにお読みいただければ幸いです。
私は現在、雑誌『実話ナックルズ』(大洋図書)のYouTubeチャンネル「ナックルズTV」をプロデュースしています。そこに、かつて暴走族「横浜連合鶴見死天王」というチームで名を馳せ、今では青少年不良文化評論家で、“ヤンキー界の重鎮”と言われている岩橋健一郎氏をゲストに招いたことがあります。
岩橋氏は、暴走族漫画「ドルフィン」(秋田書店)の原作者であり、人気スマホゲーム「暴走列伝・単車の虎」のメインキャラクターにもなっています。
私たちが1989年に『ティーンズロード』を立ち上げる以前から暴走族雑誌『チャンプロード』(笠倉出版社)で活躍しており、じつは創刊時にもいろいろとお手伝いをしていただいた方で非常に長いお付き合いとなります。
そんなヤンキー界の重鎮に「暴走族はなぜうるさいのか?」と質問したところ、予想外の答えが返ってきました。
暴走族が「爆音を立てて走る」意味
ヤンキー界の重鎮に聞く
伝説のレディース暴走族雑誌『ティーンズロード』をはじめ、改造車だけを扱うクルマ雑誌『VIP club』や特攻服カタログ『BAMBO』、渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』など、数々の不良系雑誌の編集長を務めて社会現象を起こす。現在は、大洋図書発行の実話誌『実話ナックルズ』のYouTubeチャンネル「ナックルズTV」や、ギャル男雑誌『men’s egg』をWebで復活させたYouTubeチャンネル「men’s egg 公式」のプロデューサーとして活躍中。
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