更新日:2023年03月19日 17:11
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最新のベンツCクラスに乗ってみてわかった長所と5つの欠点

Cクラスの良さ

中央の大画面はテレビの視聴がもっともメリットがあると感じた

中央の大画面はテレビの視聴がもっともメリットがあると感じた

 今では、AクラスファミリーやBクラスなど、Cクラスよりも下のグレードがあるメルセデスベンツですが、かつて「Cクラスが最もエントリー」だった時代、「ベンツを買うならEクラス以上でしょ?」とかなどと揶揄されていたことがあります。  しかし、そのようにいわれていた時代のCクラス含め、歴代Cクラスは非常に良くできており、買う価値があるとても良いクルマだと思います。私は、これまで、自分のクルマ、家族のクルマ、友人のクルマや代車等、AクラスからSクラスまで様々なベンツに乗ったことがありますが、Cクラスは世代問わず「よくできている」と感じます。  Cクラスは、不思議とベンツの「味」が凝縮されているような感覚があり、どの世代に乗っても「良い」と思わせてくれる魅力があると思うのです。  今回のW206型も、前作であるW205をさらに良くした感覚があり、日本車のような扱いやすさの中に、ドイツ車のしっかり感をうちに秘めている、という感覚でした。「現行Cクラスは良いクルマか?」と言われたら、「良い」という答えになるでしょう。

欠点1 煽られる

 ここまで、現行Cクラスを褒めてきたわけですが、ここからはダメなところを羅列していきたいと思います。基本は良くできているものの、「ここがダメ」という箇所がいくつかあったので、それらを以下にまとめました。  近頃のベンツは、一目見ただけで、どのクラスなのか分かりづらい傾向があります。現行Cクラスは、一見するとCよりも下のクラスに見えるようで、特定のドライバーからナメられてしまうようでした。    私が急ぎ目で運転していた際、トラックの前に入ったらパッシングされるなど、同じことをSクラスでやったら経験しないようなことをされてしまいました。意地悪してくるドライバーは、中年男性が多いといえますが、彼らは「自分よりも下」と感じる車種に意地悪するという傾向があるようです。これまで、多種多様な車種を運転した私は、同じ運転をしても大衆車だと意地悪されるのに、大型高級車だと意地悪されないという経験があります。  そういった意地悪ドライバーから見た今回のCクラスの判定は、どうやら「ナメてかかる見た目」らしく、意地悪されたのが残念でした。新車価格600万円もする高級車ながら、道路上でのカーストはあまり高くないというのは、お得感が弱いといえます。
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欠点2 後ろが見づらい
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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