仕事

取引先にタメ口、恫喝…暴走する“スクールカースト上位”の同級生を謝罪させるまで

友人たちからも「お前が悪い!」と総スカン

「Yを担当から外すとのことでした。会社としても取引をやめるつもりはなく、その提案を受け入れました。上司の方は『そもそもウチが仕事をいただいている側なのに、なにをどう血迷ったらそんな態度を取れるんだ!』と叱責し、Yは涙目。会社の力関係で向こうが上なら彼の態度もまだ理解できますが、むしろその逆で仕事を発注しているのはウチの会社。いくら私が中学時代に格下だった陰キャだとしても普通はあんな強気な態度に出られないはずなのに……」  これ以降、仕事でもプライベートでも大岩さんがYと顔を合わせることはなかったが、中学の別の同級生と久々に飲んだ際、彼が自分への文句を言っていたと聞かされる。ところが、話を聞いたほぼ全員から「そりゃお前が悪いよ」とYのことを責め、誰も同情してくれなかったことにショックを受けていたそうだ。 「そりゃそうですよ(笑)。あんな理不尽な関係性が大人になっても通用すると思っているのが大間違い。まあ、本人にとってはいい薬になったと思いますよ」  社会人であればこのくらい常識のような気もするが、それすらできない者もいるのだ。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
1
2
3
おすすめ記事