更新日:2023年08月03日 13:23
お金

競馬で9370万円的中の芸人が説く‟勝つ人と負ける人”の決定的な違い

競馬で稼ぐということ

じゃい氏 まず念頭に置いていただきたいのですが、競馬で稼ぐのは並大抵のことではありません。  競馬は人気スポーツであり、人気ギャンブルです。2021年のJRAとNAR(地方競馬全国協会)を合わせた売得金(勝ち馬投票券から、レース前に走るのをとりやめた馬などの馬券に対する返還金を引いたもの)は、年間約4兆円です。  わかりやすく言うと、競馬をしている人たちは、売得金から払戻金の75%を差し引いた年間約1兆円を競馬で負けていることになります。  仮に競馬人口が1000万人いるとしたら、1人あたり年間10万円負けている計算です。100万人なら、1人あたり年間100万円負けていることになります。  おそらく競馬で稼げている人は、100人に1人いるかいないかだと思います。僕もYouTubeやニコニコチャンネル、スポニチ(「スポーツニッポン」)などで予想していますが、他にもたくさんの予想家の人たちがいます。  なぜこんなに予想家がいるのか?  それはニーズがあるからです。「どうにかして競馬で儲けたい」と考える競馬好きが予想を参考にしているのです。  中には悪質な予想サイトもあり、騙される人もたくさんいます。なぜか? みんな勝つために藁にも縋りたい気持ちがあるからです。  そのような人は、「100%当たる!」という広告を見て高額な料金を支払ってしまうのです。しかも、一度だけでなく、何回も騙されてしまう人も少なくないでしょう。  それは、ほとんどの人がラクして当てたい、ノーリスクで儲けたい、勝てる保証がないのに努力なんかしたくないと思っているからです。

負ける人がいないと勝てない

 僕のチャンネルの会員さんでも、そういう人がほとんどです。もちろん感謝をしていて、少しでも儲けさせてあげたい気持ちもあります。  実際に2022年の高松宮記念では、273万円の馬券を的中させ、僕の予想に乗って勝った人の総額が1億円を超えました。  しかし、当然、毎回当たるわけでもないので、ハズしたら「なんだよ! 当たらないじゃないか!」「詐欺だ!」と騒ぎ立てる人がいます。イラッとすると思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。むしろ感謝しています。  なぜか? それはこういう人たちがいないと自分が稼げないからです。  競馬で勝てている人は、負けている人たちのおかげで勝てているにすぎないのです。極端な話、競馬をやる人が全員僕だったら僕は勝てません。  まずは競馬のシステムを理解してください。甘い汁だけ吸うことは不可能です。虎穴に入らなければ虎子は得られないのです。  競馬ファンの中から突き抜けて、特別な存在にならないと稼げません。そして特別な存在になるためには、ブレないメンタルコントロールが必要なのです。
1972年神奈川県生まれ。「おつかれちゃーん」でお馴染みのお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ。パチプロだった祖父の遺伝かギャンブル全般に強く、2009年にはギャンブルで貯めた5000万円でマンションを購入。また、WIN5で2022年8月に9370万円、2014年に4432万円、2012年に3775万円、トリプル馬単を2020年に6410万円的中させている。現在は、チャンネル登録者数21万人を超えるYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」や、ニコニコチャンネル「じゃいチューブ(笑)」で競馬や麻雀などを中心に発信している。
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