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初舞台で初主演を務める中村アン。「ストイック代表」を卒業し、白湯を飲む日々

SPA!と中村アンは「35歳」の同い年

中村アン――中村さんが演じる吉澤朱音は、仕事を辞めて田舎で同世代の若者たちと共同生活をはじめます。中村さん自身も田舎暮らしに憧れはありますか? 東京出身ですが、両親が佐渡島に住んでいるので、島の生活には少し慣れてるんですよね。でも「いつかは……」ぐらいで、まだ都会暮らし派です。いまは働きたい気持ちが大きいので、公園を散歩したり植物を育ててみたり、できる範囲で自然とは触れ合うようにしています。 ――このインタビューが掲載された週刊SPA!は『35周年記念号』ということで、写真撮影のときに”35″の数字を掲げていただきました。 そうそう。私と同い年なんですよね。 ――学年的には中村さんがひとつ上ですが、発売時点では35歳の同い年です! 改めてご自身の35年を振り返ると、ターニングポイントはいつ頃でしたか? 『ラブリラン』(‘18)でドラマに初主演をしたのが30歳で、事務所に入ってバラエティ番組で世の中に出るきっかけをいただいたのが25歳くらい。今回も35歳で舞台初挑戦になりましたし、私にとって「5」という数字は割と大きな区切りなんです。 20代は自分の居場所を作り上げることに必死で、なんとなく導かれるまま闇雲に前だけを見て突っ走ってきましたが、最近は自分で決断をするような機会も増えてきました。ただ、私はけっこう視野が狭くて、意外と新しいことへの挑戦に尻込みしちゃうタイプなんです。だから、そこはもう少し広げていけたらいいなと思っています。最近は、仕事に関しても、プライベートに関しても、すこし穏やかに考えられるようになってきたと思うので、40歳に向けての5年間で、もっと奥行きのある人間になって行きたいなと思っています。 ――お仕事だけでなく、ライフスタイルにも変化はありますか? 根本的な部分はあまり変わってないと思いますが、食の好みとか、洋服の好み、あとは異性の好みなんかも変わってくるんだなと思って、そこは面白いなと思いました。
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異性に対する理想が「王子様」みたいなとこがある
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