更新日:2023年12月07日 19:22
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大炎上した「おでんツンツン男」の今。語った“当時の極限状態”と“母への感謝”

災いが転じて思わぬ収穫も

おでんツンツン男

「事件を機に家族が結束。自戒のため、腹に母親の入れ墨を入れました」

一方で、災いが転じて思わぬ収穫もあった。 「実は騒動の前まで家族仲が悪かったのですが、炎上後は家族が団結するようになりました。特に母親には頭が上がりませんね。不起訴処分後は、アパートが借りられなかったので、母の名義で部屋に住まわせてもらい、もともと手掛けていた事業の立て直しのために500万円を貸してもらったりと、本当に迷惑をかけました」

今でも店に電話『ツンツン』『殺すぞ』

騒動から7年たった今、豊嶋氏はスケートショップを2店舗経営。500万円も返済済みだが、一度上がった炎上の火はいまだに消えない。 「今でも店に電話が来て、『ツンツン』とか『殺すぞ』と言われることがあります。この前なんて、コンビニのレジに並んでいたら、横にいた子供がおでんの蓋で遊びはじめて、母親らしき人が『昔おでんをツンツンして捕まった馬鹿がいるんだよ』って注意していた(笑)。僕が100%悪いので仕方ないですが、炎上した動画が独り歩きして、僕という人間が誤解されているのは悔しいですね」 それを払拭すべく、豊嶋氏は昨年ユーチューバーとして活動を開始。若い世代にもネット炎上の怖さを伝えるべく、過去の騒動で得た教訓を発信している。 【豊嶋悠輔氏/おでんツンツン男】 ’16年にサークルK・サンクスのおでんをつついた迷惑行為で炎上。元スノーボーダーで、現在はスケートボードショップを経営
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6700万円は妥当か?スシロー側が少年に損害賠償請求をする意図
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