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バスケW杯が“残り試合も見逃せない”理由。「残り2勝」でパリ五輪行きのチケットが

相手に比べて「日程的にも有利な状況」

 ディフェンスでは前から激しいプレッシャーをかけて、相手のガードに自由を与えないこと。リバウンドを確実に取って、素早い攻めに転じることが求められる。  オフェンスではチームでボールを回し、ホーキンソンと渡邊の個人能力を引き出しつつ、3ポイントシュートを高確率で決めていきたい。  難しいことではなく、これまでの3試合で取り組んできたことをそのまま続け、質を高めていけばいいだけなのだ。さらに、日本はこれまでどおり中1日を置いての試合となるが、相手は2日連続の試合と日程的にも有利な状況だ。もちろんホーム開催のアドバンテージもある。  ヘッドコーチのトム・ホーバスも、オーストラリア戦に敗れてもなお、前向きな姿勢を崩さず、こう語っている。 「オーストラリアにここまで戦えたことは意味があるし、うちのチームは試合をするたびに成長して強くなっています。オリンピックの出場権は絶対に取ります。私たちは戦い続けるので、皆さんも応援してください」 <TEXT/章本梨央>
フリーランスのスポーツコンテンツエディター。Bリーグ創設の2016年に立ち上がった日本最大級のバスケットボール専門メディアの専属ライターおよび編集者として取材を行い、Bリーグ、Wリーグ、日本代表、高校バスケや大学バスケなど幅広くバスケットボールを取材。今もバスケを中心に多くのスポーツコンテンツ制作を手掛ける
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