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ニトリ、無印で“枕難民”を解消!寝具販売員が選ぶ「快眠すぎる枕3選と残念な枕」

 こんにちは、大手寝具メーカーで、日々枕やマットレスの販売をしているTakeshiです。
睡眠

※画像はイメージです

 みなさんは、枕やマットレス(敷布団)の寝具に寿命があるのは知っていますか? 枕は2~3年。マットレスで約10年と言われています。最近は種類も多く、その中で長く愛用できるものを見つけるのはプロでも大変です。慎重に選ばないと何度も買い替えることになってしまいます。  そこで、睡眠のプロの私がニトリと無印で実際に試して見つけた「コスパとクオリティの高い枕」を3つ紹介します。寝具の基本や、ちょっとおすすめできない商品も紹介しているのでぜひ参考にしてください。

枕とマットレスの基本は一緒に購入

 まず枕ですが、寝た時の最適な角度は5度です。首をしっかり支えるものが良いとされているので、呼吸のしやすいものを選びましょう。形はフラットなものが寝返りを打ちやすくおすすめです。  マットレスは、バネが独立しているポケットコイルと、連続して繋がっているボンネルコイルの2種類があります。  ポケットコイルのほうが柔らかいものが多く、女性向けです。一方、バネが連続しているボンネルコイルは、硬く頑丈なものが多いので、男性向けです。目安ですが、硬めのマットレスを購入したのならば、体は沈み込まないので枕は低めが基本となります。

店頭でのお試しも忘れずに

 逆に柔らかい場合は、体が沈み込むので高めの枕を選ぶようにしましよう。  横向き寝の場合は、肩の沈み込みを考えて選びます。その際、重要なのはマットレスと枕は一緒に選ぶことです。どちらか一方を買い替えると枕の高さが合わなくなり、肩こりや頭痛の原因になったりします。  そして実際の購入はネットや通販ではなく、硬さや寝心地が体感できるお店で決めるようにしましょう。寝具は自分の好みも大切ですが、それ以上に体に合わせたものを選ぶことが重要です。できるならお店の店員(寝具のプロ)に声を掛けて、アドバイスをもらいながら決定すると良い買い物ができます。
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プロが断然イチオシの枕3つ
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大手寝具メーカーに勤務。寝具や睡眠のプロでありながら、自然環境や魚、釣りのライターでもある。趣味で地方競馬やナンバーズ、ロト6なども愛する

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