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『モンスターハンターNow』配信1か月で早くも見えた“明と暗”。「課金しないと狩りもできない」の声も

●ヒットの理由3:位置情報ゲームとハンティングの相性の良さ

素材を集めて装備を生産、強化するシリーズおなじみの要素を踏襲

 本家『モンハン』シリーズは、逃げていくモンスターを追いかけたり、素材を集めるためフィールドを駆け回ったりと、戦闘以上にキャラクターの移動が多いゲームです。『モンスターハンターNow』もそこを位置情報ゲームに上手くアレンジしていて、新たな装備を生産するために特定のモンスターを狩って素材を集め、街のランドマークや名所に設定された採集ポイント(『ポケモンGO』でいうポケストップ)をタップして鉱石や虫などの素材をゲットしていきます。 「あと2つ毒妖鳥の尻尾が足りないから狩りに行こう!」とマップを見て、モンスターの出現先に足を伸ばしたり、素材のために採集ポイントの多いルートを回ったり……と、まさに『モンハン』のフィールドがリアルになった気分。デイリーミッションのために毎日歩こうというモチベーションが湧いてきます。

『モンスターハンターNow』今後の課題は?

 おおむね好評の『モンスターハンターNow』ですが、不満の声がないわけではありません。今後の課題とも言える3つのポイントをチェックしていきましょう。
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不満の声も多々あるが…
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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