「客室の様子がおかしい」元ラブホ従業員が語るトンデモ事件簿。扉を開ければ“下半身にタオル”の客が…――2023年大反響トップ10
―[2023年「困った客」トップ10]―
2023年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。世間を騒がした「困った客」部門、店員が本音を語る迷惑客の数々から第8位はこちら!(集計期間は2023年1月~10月まで。初公開2023年6月26日 記事は取材時の状況)
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こんにちは。元ラブホ従業員の和田ハジメです。およそ6年もの間、渋谷区道玄坂にあるラブホテルにて受付業務および清掃業務に従事してきました。
ラブホの従業員と聞くとなんとなく暇そうな印象を抱く方も多いことかと思われますが、筆者が働いていたのは都内でも屈指の繁華街であり、なおかつ近隣他店と比較しても相当にリーズナブルな価格帯でお部屋を提供している激安店。
多少の繁閑差こそあれど、基本的にはせわしくお客様の応対に追われる日々を過ごしてきました。そして土地柄からか、“お行儀の悪い”お客様もかなりの頻度で来店され、トラブルを引き起こすこともしばしば……。
とはいえ、迷惑客が明確な悪意を持ってトラブルを起こすケースよりも、じつは“意図せずにトラブルを引き起こしてしまった”ケースの方がタチが悪かったりします。
そこで今回は、これまでのラブホ勤務で実際に起こった「トンデモ事件」のうちのひとつをお話をさせていただければと思います。
「120分」を選択した高齢男性
過去に一度、“デリバリー”利用で来店した方がプレイ中に心臓発作を起こしたケースに遭遇したことがあります。以下に詳細を記していきます。
ある日のこと。午前0時を少し過ぎたころに、どう見ても後期高齢者と思しきおじいさんが来店されました。おぼつかない足取りで受付まできた彼は、休憩コースの最長時間である「120分」を選択して入室。“欲”というものは案外衰えないものなんだなと感心したのを今でも覚えております。
ほどなくしてデリバリーの女性の方が到着し、おじいさんのいる客室へ。ここまでは普通の流れでした。
“デリバリー”の女性が足早に退室
およそ6年にわたり、渋谷区道玄坂の激安ラブホにて受付業務および清掃業務に従事。繁華街で様々な人間を見てきた経験をもとに、迷惑客の存在やスタッフの裏事情などをテーマに執筆(していく予定)。
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