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玄米ダイエットで冷え性になる!?

「一日3分で痩せる!」「○○だけ健康法」――。いつの日から我々は、TV番組や芸能人によって紹介される、キャッチーでお手軽な健康法に脇目もふらず飛びつくようになってしまったのか。しかし、なかには実践することでかえって体に悪影響を及ぼすものも多い。各ジャンルの専門家が警鐘を鳴らす! ◆ダイエットのこれが間違い!  健康法のなかでも、特にさまざまな種類がブームによって生まれては消え、消えては生まれているダイエット法。そんな、巷で信じられているダイエットの勘違いについて、ダイエットカウンセラーの伊達友美氏に聞いてみた。 【誤】断食でデトックスダイエット! 【正】栄養不足になるばかりか、痩せにくい体になる危険も
伊達友美氏

伊達友美氏

 まずは、合宿を行う専門の道場まである断食。一定期間、固形物を摂取しないことで体が排泄モードに切り替わり、体内にある毒素が外に出され、それがダイエットにも繫がるとする声も多い。  しかし伊達氏は、「そもそも断食は体質改善のためであって、ダイエットのためにやるものではない」と警鐘を鳴らす。 「そのため、肥満の人が断食をすると、単なる栄養不足に陥いるばかりか、体が飢餓状態と認識し、エネルギー消費を抑える体になってしまう。逆に痩せない体質になってしまう場合もあるのです」 【誤】粗食がいちばん!玄米で減量 【正】うまく消化できないまま排出! 冷え性の原因にも?  玄米を主食、野菜や漬物を副菜にし、肉類や砂糖を取らないダイエット。特に悪いところはなく、健康的に痩せられる方法のような気もするが。 「白米はすぐにエネルギーになるので、確かに太りやすく、玄米のほうがダイエットにいい。しかし、現代人が玄米をうまく消化できるのかという問題もあります」  ある説によれば、1回の食事で嚙む回数は現代人は約600回。これは、弥生時代の4000回、戦時中の1400回と比べると、雲泥の差だ。食だけ玄米に戻したところで、消化できる態勢が整っていないと意味がないと氏は言う。 「しかも、玄米食をしていると、食物繊維を多く取るので、排出がスムーズになる。食物繊維は取りすぎると必要な栄養まで排出してしまい、エネルギー不足や栄養不足に。そのため、熱を作れず、冷え性になる方もいます」 【伊達友美氏】 アオハルクリニックカウンセラー、管理栄養士。これまで約5000人を減量栄養指導。著書に『伊達式コンビニでダイエット』(廣済堂出版)など ― 間違いだらけの健康法【1】 ―
伊達式・コンビニでダイエット

コンビニ飯で痩せる!!

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