ライフ

東大生が「本を選ぶなら書店よりもAmazonが効率的」だと断言する理由

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

本を買う際、ネット書店を選ぶワケ

東大 皆さんは、読書は好きですか? 最近だとAmazonキンドルに代表される電子書籍リーダーも増えていますから、かさばらずに本を持ち歩くことができるようになりました。より読書を手軽に行えるようになり、僕としては大変嬉しい限りです。  さて、みなさんは東大生がどこで本を買うか、ご存じでしょうか? それは「Amazon」なのです。  なぜ、実際に手に取ってみることのできる実店舗ではなく、ネット書店で買うのでしょうか?  その理由は東大生たちは「背表紙」や「タイトル」ではなく、もくじから「内容の構成」を見て、本を買うかどうか決めるからです。

そもそもなぜ読書をするのか?

 そもそも東大生が毎回必ず内容を確認する意味としては、「内容と期待する内容との間に、重複がないかのチェックできる」という点が挙げられます。  小説や詩集、エッセイなどでもなければ、読書する意味は勉強です。僕も最近は勉強のためにビジネス書や学術書などを散々買いあさっては読み散らかしています。  これらは当然ながら「自分の中にない考え方」や「自分では思いつかなかった発想」などを取り込むために行っているわけです。  つまり、ビジネス書でも学術書でも目的としては、「新しい知識や考え方、思考方法のパターンのインプット」になります。
次のページ
本選びで失敗しないために意識するべきこと
1
2
3
4
5
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

東大式節約勉強法東大式節約勉強法

目標達成のための最短ルート、最小コストの具体的な方法が満載


人生を切りひらく 最高の自宅勉強法人生を切りひらく 最高の自宅勉強法

週3バイトしながら東大に合格した著者が明かす「最高の勉強法」


東大合格はいくらで買えるか? (星海社 e-SHINSHO)東大合格はいくらで買えるか?

東大生100人調査でわかった教育投資の正解 (星海社 e-SHINSHO)


記事一覧へ
おすすめ記事