仕事

若者よりも“孤独”を感じやすい中高年。ITツール免除も“配慮”のつもりが逆効果に…

中高年とのコミュニケーションスキルが必須に?

 少子高齢化で高齢者の比率も高くなり、長く働き続ける時代になっただけでなく、年功序列の廃止や能力主義の会社も増え、若いうちから高齢社員の上司になる人もさらに増えるだろう。私もそうだったが、そうした若い人の想像以上に、中高年はコミュニケーション不足と孤独を感じやすい。  中高年については、コミュニケーションと健康状態については本人任せにするのではなく、上司や会社が積極的に考える必要がある。健康について触れたついでに述べると、健康を崩すと気持ちもネガティブになる上、入院・療養などで休むと物理的にもコミュニケーションが途絶えるため、さらに注意が必要になる。  この人生100年時代に経営者や管理職となる人は、コミュニケーション術を含めた中高年社員のマネジメントスキルが、これまでの時代に比べ、かなり重要になるだろう。<文/中島康恵>
50代以上のシニアに特化した転職支援を提供する「シニアジョブ」代表取締役。大学在学中に仲間を募り、シニアジョブの前身となる会社を設立。2014年8月、シニアジョブ設立。当初はIT会社を設立したが、シニア転職の難しさを目の当たりにし、シニアの支援をライフワークとすることを誓う。シニアの転職・キャリアプラン、シニア採用等のテーマで連載・寄稿中
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