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サークル旅行で“入浴を拒否”した女子の言い分「こんなに臭いとか聞いてない」――大反響トップ10

目に余る態度にサークルの部長が激怒!

 だが、その態度が余計に癪に障ったらしく、K子さんの怒りが爆発。すると、ここでサークルの部長が「ちゃんと予約前に確認を取ったのに聞いてないのは君の落ち度。現地に来てから文句を言われても困る。気に入らないからといって場の雰囲気を壊すようなマネはやめてほしい」とピシャリ。これに彼女は顔を真っ赤にして、1人で部屋に戻ってしまう。 「部長は普段そういうことを言わない人でしたが、さすがにこの時は腹に据えかねるものがあったのでしょう。結局、彼女はその日部屋でふて寝してたみたいですが、同室の女子たちが部屋に戻るとすでに爆睡していたそうです」  なお、旅行は2日3日の予定で、2日目は万座温泉から約65㎞離れた軽井沢のペンションに宿泊。しかし、K子さんは「帰る!」と言い出し、石井さんやほかのメンバーが説得しても聞く耳を持たなかった。

彼女のせいで楽しかった旅行の思い出が台無し

「『せっかくの旅行なんだし、楽しまなきゃ損だよ』と思い留まるように言ったのですが、『私は帰りたいの』の一点張り。そのまま一人でバスに乗って東京に戻ってしまいました。その後、彼女とは後期の講義が始まるまで顔を合わすことはなかったのですが、大学の共通の友人たちに『サークルの旅行でみんなから嫌がらせをされた!』と言いふらしていたんです」  ただし、誰もK子さんの話を鵜吞みにしておらず、事情を説明すると「そんなことだと思った」と全員納得。なお、彼女はこの一件以降、サークルには一切顔を出さなくなったそうだ。 「硫黄の臭いがダメだったとしてもあそこまで毒づく必要はなかったんじゃないかなって。あの旅行はどうしても彼女のことと紐づいた記憶になってしまい、楽しいだけの思い出じゃないのがちょっと複雑ですけどね」  嗅覚の敏感な人もいれば、苦手な臭いにも当然個人差がある。臭いと感じてしまうのは仕方ないが、周りを不快な気持ちにさせるほど文句や不満を口にするのはやめてほしいものだ。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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