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常連客は84歳。30代風俗嬢が直面した高齢者の性事情「冥土の土産に本番させて」――大反響トップ10

「冥土の土産に本番させてよ」に困惑

「ただ、数万円ほど払ってたまの楽しみで来ているので、『時間いっぱい楽しみたい』と思うお客さんも多い」と橋本さんは語る。 「もったいないという気持ちもわかるからこそ、どのように時間配分すればいいのか、我慢している方にどう促せばいいのか迷いどころですね。あまりに焦らしていると、『冥土の土産に本番させてよ……』なんて冗談半分に、過度なサービスを求めてくる人もいますから(苦笑)。  あとシニアの方は自慰行為を長くされている方も多いので、強い刺激に慣れていたりもする。なので最初は口などで刺激しつつも、時間が迫ってきたら刺激を強くできる手に切り替えたりと工夫しています」

「もっと恥ずかしそうにしてよ」

ベッド

※写真はイメージです。

 勃ちが悪い高齢者だからこそ、“道具を使ったプレイ”に切り替える客も一定数いるという。 「自分のモノを使えないからこそ、“大人のおもちゃ”を使う割合は高いです。他の風俗店ではおもちゃを使うのに追加料金が発生するところも多いですが、ウチでは基本料金に含まれている。女性を攻めて喜ばせたり、征服感や達成感に浸りたいというのはいくつになっても変わらないですし、全体的に道具を使いたい要望は多いと思います。  あとは私がおもちゃを使って自慰行為しているのを見せてほしいという要望も。わざわざ自分で道具を選んで来て『これ使ってみて』とリクエストされたりもします。道具を使うこと自体は悪くないのですが、執拗に演技を求められて困ってしまう時もあります(苦笑)。 『隣の部屋に聞こえるぐらいの甲高い声出してよ』『もっと恥ずかしそうに喘いでよ』『思っていたのと違う』などなど……。ビデオを観たイメージそのままで伝えてくる方もいるので、演技するのも仕事のうちですね」
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ガンで余命宣告されたお客さんに…
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1995年生まれ。大学卒業後、競馬会社の編集部に半年ほど勤め、その後フリーランスに。趣味は飲み歩き・散歩・読書・競馬

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