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660円の高級ハイボール缶「白州」と200円台の“定番缶ウイスキー”2銘柄を飲み比べてみたら、意外な評価に!

白州 シェリー樽ブレンド

白州

白州ハイボール缶-左が「シェリー樽ブレンド」-右が「香るスモーキー」

まず、最近発売された「シェリー樽ブレンド」のほうを試してみたのですが、缶に『氷を入れたグラス』のイラストがあったため、その通りの状態にして試飲。氷を入れたグラスに、缶ハイボールを注いで飲んだところ、第一印象は「薄い」でした。  缶には「アルコール分9%」や「純アルコール量25.2g」と記載があるため、決して「薄い」はずはないのですが、氷を入れたグラスに注ぐと薄く感じてしまうのです。  私は、毎晩ウイスキーを炭酸水で割ってハイボールを作っているのですが、それよりも缶ハイボールは不思議と薄くて不満が残りました。  10年ぐらい前まで、ジャパニーズウイスキーの人気があまり高くなかったため、チェーン店居酒屋にも「白州ハイボール」があったのですが、安い店で出くわした「薄いハイボール」を思い返しました。  そのため、缶から直接飲んでみたのですが、そのほうが濃さがちょうどよく、個人的には缶ハイボールは、缶のまま飲むのが良いという結果となりました。

白州 香るスモーキー

 個人的に、「シェリー樽ブレンド」がそこまでしっくり来なかったため、最初に出た「香るスモーキー」のほうを試しました。  こちらは、パッケージが緑ということもあり、個人的になんだか「期待できそう」といった感じ。最初に試した「シェリー樽ブレンド」の失敗を考慮して、こちらは最初から缶のまま飲んでみました。  その感想はというと、「シェリー樽ブレンドのほうがいいかも」といったところ。香るスモーキーのほうは、シェリー樽ブレンドと比べるとやや薄く、またアルコール臭が若干気になると感じました。  シェリー樽ブレンドも香るスモーキーも悪くはないのですが、缶ハイボールよりも自分で作るハイボールのほうが遥かに美味しいと思います。  余談ではありますが、ジャパニーズウイスキーにも現在手に入りやすい銘柄が存在。その中で、私が気に入っているのが「サントリーローヤル」であります。特にスリムボトルのほうは3000円台で手に入るため、ハイボールにして気軽に飲むことができます。  私は、サントリーローヤルを瓶入りウィルキンソンで割るのが好きなのですが、白州ハイボール缶は、ローヤルで作ったハイボールに全く太刀打ちできていないと思います。
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スペシャルリザーブ&ウォーター
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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