ライフ

660円の高級ハイボール缶「白州」と200円台の“定番缶ウイスキー”2銘柄を飲み比べてみたら、意外な評価に!

スペシャルリザーブ&ウォーター

サントリー ハイボール

サントリーローヤルのハイボールが筆者のお気に入り

ハイボールは自分で作ったほうが美味い、とはいえ缶ハイボールという製品が売られているというのは魅力的なことだと思います。自分で作るのは面倒というときもあるため、出来上がっている缶が売られているのはありがたいのです。  ただ10年少し前までは、缶ハイボールは売られておらず、コンビニで売られている缶入りウイスキーは「水割り」のみといった様子がありました。その時、「ハイボール缶」があればいいのに、と私は思ったのですが、いざ缶のハイボールがメジャーになった今、逆に「水割り缶」を求めてしまいます。  そこで、現在売られている缶入りウイスキーの水割りを調べたところ、サントリーからは「白角水割」と「スペシャルリザーブ&ウォーター」がラインナップされていることが判明。私は、スペシャルリザーブ&ウォーターのほうを知らなかったため、ドン・キホーテや24時間営業のスーパーなどをはしご。8件目でようやくゲットできたわけですが、それぐらい「缶入り水割りウイスキー」はあまり売られていないのが現状であります。  そして、私は「スペシャルリザーブ&ウォーター」を先程の白州ハイボール(シェリー樽ブレンド)を開けた後に飲んでみたのですが、そこで気付いたのは「白州ハイボール缶に負けていない」という点です。  白州ハイボール缶は、定価が600円と高価かつ入手困難でありますが、スペシャルリザーブ&ウォーターは200円程度の売値。取り扱っているお店は少ないですが、入手困難な製品というわけではありません。  スペシャルリザーブ&ウォーターを買えば、「白州ハイボール」よりも安く美味しいウイスキーを楽しむ事ができるわけです。

白角水割

   白州ハイボール缶に対して、スペシャルリザーブ&ウォーターは引けを取らない製品だといえます。  ならばもう1つの「水割り」である「白角水割」はどうなのか。別日にまた白州ハイボールを飲んだ後、「白角水割」を試すことにしました。  なお、白角は現在販売が休止状態となっているレア商品でありますが、この「水割り缶」は現在でも販売中。よって、白角を飲んでみたいと場合、この白角水割が良いということになります。  この白角水割、かつて「缶入りハイボール」が売られていなかった頃は、どこのコンビニでも見かけた記憶があったのですが、近頃は「どこでも売っている」というわけではありません。ただ、ファミリーマートでは目にすることが多いため、先程のスペシャルリザーブ&ウォーターよりは“見かける製品”といえます。  そして、私が白角水割を飲んだ感想は、「こちらは白州ハイボールの後に飲むとグレードダウン感がある」ということでした。味わいも薄く、アルコール臭も強めという感じがしました。  今回、「白州ハイボール」を飲んでみた結果、最も良い選択は「スペシャルリザーブ&ウォーター」という結論に達しました。缶から直接飲むといったカジュアルな飲み方をする場合、200円程度といった価格で手に入るスペシャルリザーブ&ウォーターはとても魅力的。それでいて「白州ハイボール」の後に飲んでも引けを取らない味がするわけですから、なんて良い製品なのだと思った次第であります。  ちなみに、このスペシャルリザーブ&ウォーターは、「やまや」で売られているのをよく見かけます。  また、やまやでは、あまり見かけない缶入りハイボールの「ブラックニッカ クリアハイボール」があったため、それも購入。後日飲んでみたところ、これもなかなか良いハイボール缶だと思いました。特に一口目のウィルキンソンタンサンの強い感じが良く、ウイスキーと炭酸以外が原材料に入っていないのも好印象であります。ただ、こちらは白州ハイボール缶のあとに飲むとグレードダウン感があります。  ということで、今最もおすすめな缶入りウイスキーは、「スペシャルリザーブ&ウォーター」だと個人的にはいえます。
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ