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パチンコ新機能「ラッキートリガー」が大好評。ホール関係者が「好評なのに甘くできないワケ」を暴露

 昨年6月に行われたパチンコの内規改正によって誕生した新機能、「ラッキートリガー(以下、LT)」を搭載したマシンが遂にホールデビュー。すでに打ったというファンも少なくないだろう。以前、パチンコ店の閉店事情などのお話を伺った大手チェーンの営業統括部長のA氏は、このLT機に関して「あまり期待していないし甘く使うこともないだろう」と語っていた。  そこで、導入から1週間経ったタイミングで、機械の稼働状況やお客さんの反応、さらにはお店での扱いなどについて再びお話を伺ってみた。はたして、パチンコの人気が回復する兆しは見えたのだろうか?

稼働率&ファンの反応は上々の滑り出し

ラッキートリガー

パチンコ店に掲載されていたラッキートリガー機種のポスター

 3月4日、各メーカーから発売されたLT機がホールにその姿を現した。そのなかには「北斗の拳」や「天才バカボン」といった、パチンコファンにとって馴染み深い人気シリーズも存在する。 「ウチは、『緋弾のアリア』・『オーバーロード』・『天才バカボン』・『北斗の拳』の4機種を入れましたが、稼働状況は全体的に良いですね。お客さんの反応も良い感じですよ。たまにSNSで景気の良い実戦報告なんかも見かけますし、それを見た人が『やっぱ一発あるな』と思って打っているんじゃないですかね。自分も、今回登場した7機種は客として一通り打ちましたが『オーバーロード』は面白かったですよ。あと、藤商事は4月に『フェアリーテイル』も出すでしょ。おそらく反応が良いからなんでしょうね」

高稼働が続けば今後は甘く使えるハズだが…

 A氏の予想に反して高稼働を維持しているLT機。ならば、今後は甘く使うお店も出てきて、さらに稼働が上がるという好循環も期待できそうだが、「エヴァ」や「リゼロ」のような、お店にとっての主力機種になる可能性はあるのだろうか? 「『エヴァ』や『リゼロ』のような存在にですか? いや~ならない、ならない(笑)。それと、甘く使うことも多分ないです。なかにはワンボックス使ってLT機のコーナーを新たに作ったお店や、『北斗の拳』を20台近く入れたお店もあるようですが、稼働が良いとはいえ、外からのお客さんを引き込むほどではないし、大半のホールが今はスマスロに力を入れているので。あと、4月、5月はパチンコだと『牙狼』、パチスロだと『ジャグラー』が出るでしょ。さらに7月にはお札が変わるから、その対応でさらにお金が掛かる。だから、LT機を甘くする余裕はないんじゃないですかね」  さらに、LT機のゲーム性を考えると、特に小規模店、少台数導入のお店は甘くできないとA氏は言う。 「とあるお店で1台だけ導入した『バカボン』が初日、2日目と立て続けにLTを引いて、2日連続でお店側が赤字になったそうなんです。大量導入しているなら1台や2台、赤字の台が出てもトータルで利益が取れるから大した問題ではないですが、少台数の場合はそうもいかない。だから甘くできないんですよ。当然、機械代は回収しないといけないし、毎月のノルマがあるなかで、いきなり赤字からスタートしたら落ち込みますよね(笑)」  少台数しか導入していないお店にとって、一撃性が高いLT機は出玉率が安定せず、時として赤字になることもある。つまり、お店にとってもギャンブル台ということか。 「甘く使ったらそうなりますよね。お客さんが負けた時に『今日は打たなきゃよかった』と思うのと同じ感覚で、ホールもお客さんとの勝負に負けて『導入しなければよかった』までありますから(笑)」
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今後のLTは人気シリーズ機が揃っているが…
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