GWを休めない飲食業界。不満タラタラの新入社員、ゴミ出しに行ったまま姿を消して…――大反響GWトップ10
大事件ばかりがニュースではない。身近で巻起こった仰天ニュースを厳選、今回は「ゴールデンウイーク」にまつわる記事に注目し反響の大きかったトップ10を発表する。第2位の記事はこちら!(集計期間は2018年1月~2023年12月まで。初公開 記事は取材時の状況)
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多くの企業が新入社員を迎え入れる春。新卒はもちろん、転職してきた人たちで職場の空気は一変する。だが、業務内容や職場環境など、人により理由はさまざまだが、せっかく就職したにもかかわらず、すぐに退職してしまう人もいる。
川上純さん(仮名・40代)は、飲食関連の会社で採用担当をしている。飲食業界では、入社してからのギャップが大きくすぐに辞めてしまう人が多いと話す。
「基本的に土日祝日は休めないこと、出勤時間が遅いぶんだけ退勤時間も遅くなることを、面接時には必ず伝えています」
新入社員にとって、学生時代の友人たちと同じタイミングで休めないことが、「休みが少ないこと」と錯覚してしまうケースがあるからだという。そのため、川上さんは、休日と勤務時間については、十分に理解してもらうように心がけている。
しかし、なかには納得しない新入社員もいるそうだ。
「新入社員Aは、4月中旬頃から『大学時代の友だちと休みが異なるのがしんどい』と不満を漏らしていました。すっかりやる気を失っているように見えました」
GWの最終日、川上さんはAに閉店作業後のゴミ出しをお願いした。しかし、予想もしない事件が起こる。
新入社員が入社して1ヵ月が経過。研修期間が終わり、徐々に会社の雰囲気にも慣れ、「社員」らしい佇まいとなってくる頃だ。そんななかで、今回はGW明けに“青天の霹靂”としか思えない退職理由で周囲を驚かせた2人のエピソードを紹介する。
GW明けに辞めた新入社員たち
学生時代の友だちと休みが異なるのがしんどい
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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