2:ユニクロU「クルーネックT」
ユニクロ「クルーネックTシャツ」(1500円)
MIHOさんの熱量の高さがちょっと狂ったのはこちらの逸品「
ユニクロのクルーネックTシャツ」(税込1500円)。正直、私も欲しくなったので聞いてください。
1枚でそのまま着てもOK、インナーとしてもOK。
つまりはメインでも、サブでも力を発揮してくれる、春夏秋冬1年通して着用しているTシャツなのだとか。1枚でもサマになるからこそ工夫が要らない。カーディガンを羽織る程度で極めてシンプルに着るのがミニマリスト流。
カーディガンを羽織る程度で
厚手で首元もしっかり、素材も柔らかく着心地もバッチリ。しかも価格は税込で1500円。MIHOさんも「
値段も申し分ない! このカラーバリエーション、正気ですか?と非の打ち所がない」と熱弁。本気で沼ってるテンションだ。
さらに「あえてメンズを選んでオーバーサイズで着るのもかわいいですよ」とアドバイスをいただいて、「買います!」と、無意識のうちに私が口走っていたのは言うまでもない。
3:Standard Products「エコバッグ」
Standard Productsのエコバック(330円)
世の中にはいろんなエコバッグがあるけど、MIHOさんが「コレだと思った!」と紹介してくれたのが「
Standard Products(スタンダードプロダクツ)のエコバッグ」(税込み330円)。
逆に申せば、世の中にはいろんなエコバッグがあるのになんでコレなんですか?と聞いたところ、「コンパクトなエコバッグが好みなんですけど……ちゃんと折り畳まなきゃいけないのが多いでしょ? アレが無理なんです」と返ってきた。
エコバックをたたむのって意外と大変ですよね
思わず、膝を叩きながらわーかーるー!と叫んでしまった私。そうなんです。コンパクトさを最優先で選んでしまうと、プチ苦行ともとれる「おたたみ作業」がもれなくセットでついてくる。
私も以前、ミニミニサイズのエコバッグをいただいたことがあるが、キチキチと折り畳んで付属の袋に入れるという作業の際に、険しい顔でこめかみに青筋を立てている自分に気づいた。
そしていつからか、使った後の「おたたみ作業」を避けるように使わなくなってしまったという過去がある。嗚呼。
小さければ小さいほどいいという考え方は葬られたはずだったが、ここにきてまたコンパクトは正義という考え方に再会するとは。
そのままポケットにしまうだけでOK
このエコバッグはMIHOさんの言う通り、折りたたみが不要。グジャグジャのまんま小さいポケットにしまうだけの仕様。言わずもがな世の中のズボラさん大歓喜の商品である。袋部分に付いているカラビナも、手ぶらで出かける際に重宝しているのだとか。しかもお求めやすい。
Standard Productsは、最もスタンダードで使いやすい日用品を取り揃えた100円均一ダイソーの新ブランドだ。
MIHOさんは価格も高ポイントだと話してくれた。「エコバッグは毎日の買い物や、旅行先で買ったお土産を入れたり、荷物を入れたりと必需かつヘビロテするものだから使用ダメージは大きい。
消耗品のカテゴリーだと思っているから、安定したクオリティで安価なものを好んでいます」。
ミニマリストMIHOさんおすすめの3アイテム
複雑さのないアイテムを無理のない価格で買って、お金はやっぱり体験や食べ物に使いたい。旅行が好きでクレジットカードのポイントも上手に使って「フットワーク軽く行っちゃいます!」と話してくれたMIHOさん。日々の冷静なもの選びが、そのフットワークの軽さに繋がっているのでしょう。
<TEXT/阪口ゆうこ>
【MIHO】
元・物欲に翻弄された浪費家。築古1Rアパート1人暮らしのミニマリスト。
Instagram:(
@miho_style_)
1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「
HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。Instagram:
@sakaguchiyuko___