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「旧車會の雑誌」が新創刊、驚きの販売戦略とは…「俺らの読者は書店になんか行かねえんだよ」

“若い衆たち”にも読んでもらいたい

――最後に今後の意気込みをお願いします! 岩橋:とにかくこれまで培ってきたノウハウを無駄にはできねえからな。次の世代にバトンを渡すためにも、俺らはもう一花咲かせないとな。「ボケてなんかいられねえ」「まだまだ現役でガンガン行くぜ」っていう気概は、誰にも負けねえつもりだよ。俺らにはこの『愛旧ジャパンスタイルブック』にしかない個性と魂があるからよ。それを胸に、最後まで自分らのスタイルを貫いて、読者と一緒に生き抜いていくつもりだからな! そうなったら、俺らの勝ちだろ? ま、若い衆にはついてこれるか分かんねえけどよ、ハハハ! ――本日は貴重なお話をありがとうございました! これからの『愛旧ジャパンスタイルブック』の活躍を楽しみにしています! 岩橋:こちらこそインタビューしてくれて、ありがとうよ。俺らの想いが少しでも伝わったなら嬉しいね。そうそう、もし機会があったらうちのイベントの取材にも来てくれよな。カッコいいバイク乗りのオヤジたちをたっぷり見せてやるからよ。あとは、若い衆たちにもぜひうちの雑誌を読んでほしいね。「古き良きバイク乗りの生き様」ってのを知ってもらえたら、きっと刺激になると思うんだ。これからもイケイケでやっていくつもりだから、応援してくれよな! よろしくどうぞ! <取材・文/昼間たかし> 【岩橋健一郎】 青少年不良文化評論家。1966年12月24日生まれ。少年時代を暴走族として過ごし、引退後は当時の経験を活かし、『月刊チャンプロード』(笠倉出版社)を創刊立ち上げ。20年間以上暴走族を追い続けているジャーナリストとして英国BBCに取材を受けるという経験も。現在も各種メディアで不良少年の声を代弁する、いわば、「ヤンキー界の重鎮」的存在。
ルポライター。1975年岡山県に生まれる。県立金川高等学校を卒業後、上京。立正大学文学部史学科卒業。東京大学情報学環教育部修了。ルポライターとして様々な媒体に寄稿。著書に『コミックばかり読まないで』『これでいいのか岡山』
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