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電車内で痴漢された女性を「全員が見て見ぬふり」犯人を叩いたら…“最悪の事態”に発展

悲劇は続く

国分寺駅北口周辺の風景 爆睡していると、国分寺駅に着いた。北口を出て、ピカソで足りなかった洗剤を買って、テクテクと歩いていると、「あれ!さりぃ久しぶりだね!どうしたの?」と声をかけられた。昔よく通っていた居酒屋の大将だ。 「おはよー、飲みすぎちゃって」  そう答えながら気がついた。いま住んでいるのは国分寺ではない!  当時の自宅は中野である。酔っていたことに加えて痴漢と老人の説教で混乱し、間違えて昔住んでいた国分寺まで来てしまったのだ。さらに買い物までしてアパートに向かっていたのだから、大将に会わなければ、そのままドアをガチャガチャしていた可能性もあると思うと怖い。他人の家に入ろうとして通報されていたかもしれない。この一件以降、そこそこ酔ったら電車を使わずタクシーで帰ることにした。 <文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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