エンタメ

「グラドルだからセクハラしていいと思ってんのか!」“局部写真を送りつける”痴漢男に怒りの告発

 見知らぬ男性から急に“局部写真”が送りつけられる……。そんな「オンライン痴漢」とも呼べる行為がSNSを中心に広まっている。ネットでは「チン凸」とも言われ、女性タレントのみならず一般女性にも被害が。その実態を総力取材!

被害を受けたグラドルが怒りの告発!

[オンライン痴漢]の実態

グラビアアイドルの麻倉瑞季さん

「自分のち〇こ見せてくる男全員〇ねばいいのに」  今年6月12日、自身のXに怒りの投稿でオンライン痴漢の被害を訴えたのは、グラビアアイドルの麻倉瑞季さんだ。「テロ行為と同じですよ」と話す彼女に、“局部写真を送りつけられる”被害の実情を聞いた。 「送ってくる人に年齢は関係なくて、大学生からおじさんまでいます。局部のモロ出しの写真、もしくは私のグラビアに自分の体液をかけているような写真が突然送られてくるんです。ファンではなく、イタズラ目的の愉快犯がほとんどだと思いますよ」

「被害者が泣き寝入りするしかないのは理解できなかった」

 グラドル界ではそんな行為が野放しになっている現状があるという。麻倉さん以外にも被害に悩む女性は多い。 「ほとんどのグラビアアイドルが私と同じような被害に遭っているけれど、言いだせない女のコのほうが圧倒的に多い。一般常識として送るほうが悪いのに、被害者が泣き寝入りするしかないのは理解できなかった。私の投稿を見た先輩芸人さんからは、『ちゃんと守ってくれる大人も多いから安心しなさい』というメッセージをいただきました」  今では歯に衣着せぬ発言が魅力の彼女だが、グラビアを始めた頃に受けた被害の衝撃は忘れられないという。 「当時、両親とSNSのアカウントを共有していたので、クソリプや卑猥な写真の通知が届いてしまうのが申し訳なかったです。パパから『気持ち悪いけど訴えるのは難しいんだよ』と聞いたときは絶望というか、悲しくなりました」
次のページ
「自分自身のためにも声を上げようと思った」
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ