更新日:2024年08月13日 19:09
仕事

夏休みに“小学校の先生”は何してる?「8月は休みでOKの学校も」知られざる実態とは

夜も仕事です…夏祭りパトロール

夏祭りパトロール「これって教員の仕事なの?ランキング」常に上位なのは、夏祭りの地域巡回。  学校の周りで開かれるお祭りがいくつかあり、そのどれかに必ず参加しなければなりません。目的は地域の安全確認と、地域の偉い人へのご挨拶。  お祭りで気が大きくなっている子どもたちも、先生の目があれば悪いことはできませんから、結構効果的みたいです。1時間くらい過ごした後、同僚と飲みに行くのが毎年のルーティンでした。話題は「お祭りパトロール、絶対私たちの仕事じゃないよね」でしたね(笑)。

用意される200以上の研修。参加はマストではないが…

 夏休みは研究会や研修が多いです。7月に入ると、いろんな研究会から案内が来ます。学校の研究会が主体で、学校に講師を招いて行われる研修もあれば、自分の得意分野や勉強したい内容に合わせて選ぶ研修もあります。  私も毎年4つ以上は参加していました。授業に直接役立つものから、教養を高めるものまで、本当に様々な研修があります。今でも心に残っているのが、視覚障がい者の方が通う施設での研修でした。  4年生の国語の教科書に「点字」がテーマの単元があるからです。その教材の指導法ではなく、視覚障がい者の生活そのものについて直接話を聞くというものでした。  このように、つながりがあれば何でも研修のテーマになるので、夏休みには200以上の研修が用意されています。やはり、熱心な人が多いからですかね…。
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休暇中の先生たちはどう過ごしているか
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勤続10年の元小学校教員で、現在は民間企業人事部に勤める。会社員・副業ブロガー・Webライターの三刀流で働きながら、教員の転職・副業・働き方改革について発信中。「がんばる先生を幸せにする」のがモットー。X(旧Twitter):@teach_happiness
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