更新日:2024年11月26日 15:06
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“あおり運転”する「普通っぽい若い女性」。警察も呆れた「身勝手な理由」

 ニュースなどで頻繁に取り上げられる「あおり運転」。被害者の精神的苦痛は深刻であり、トラウマにもなりかねない。  自動車損害保険を扱うチューリッヒ保険は今年、『2024年あおり運転実態調査』を実施。あおり運転をされたことがあるドライバーは72.5%であった。昨年の53.5%よりも大幅に上昇し、この半年間でも24.1%と多くのドライバーがあおり運転に遭遇していることがわかった。  今回は、ツーリング旅行中にあおり運転に遭遇し、怖い思いをした新庄隆一さん(仮名・27歳)のエピソードを紹介する。
あおり運転

画像はイメージです

夏休みにツーリング旅行を計画

 都内にある食品メーカーで営業を担当する新庄さんは、夏休みに3泊4日で東北方面のツーリングを計画。途中で温泉宿に泊まりながら、宮城県付近を巡るツーリングを楽しんだ。 「20歳で中型免許を取って、これまで3台ほどバイクを乗り継いできました。まとまった休みがある時は、友人たちとスケジュールをあわせて地方にツーリングへ出かけるのが趣味です。特に東北方面の道は信号も車も少ないので、バイクでツーリングするには最適のエリアになっています」

山道で「数キロ煽られるような状態」

 これまでも、ツーリングを何度も実行しているが、今年の夏は友人と2人で東京から太平洋沿いを巡って宮城県に入り、新潟に抜けて東京へ戻るルートでツーリングを楽しんだそうだ。ただ、その道中で非常識な車に遭遇し、あわや事故を起こしそうな体験をしてしまったとか。 「宮城県から山形県に抜ける際に、山道をツーリングしていたんです。われわれの前には、数台の車が連なっていて、50キロほどの制限速度で走っていました。少し遅いなと思っていたのですが、車が列を作っていたので追い抜きするわけにもいかず、車の最後列で走っていたんです。そのときに、後ろから赤いSUVタイプの車が迫ってきて、こちらを執拗に煽ってくる。煽ったところで前に車がいるし仕方が無いのですが、ギリギリまでつけてきて……。信号があれば注意するところなのですが、山道なので停まる場所もなくそのまま数キロ煽られるような状態になりました」
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「邪魔だから追い抜いた」とはいうものの…
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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