元ゲーセン店員が明かす、クレーンゲームの「プレイ前」に知っておくべき裏ワザ4つ
単純な操作と手ごろな値段で、幅広い年代からの支持を集めているクレーンゲーム。近年ではゲームセンターの域を超え、専門店まで登場しているほどの盛況ぶりだ。
「取れそうで取れない」もどかしさがクレーンゲームの醍醐味ではある一方、「そこそこお金を費やしたのに諦める」という苦い経験をした人は少なくないだろう。
クレーンゲームの操作技術を高める必要があるのかもしれないが、それには多くの時間と資金が必要になってしまう。
初心者でも、景品をゲットできる「裏ワザ」は存在しないのだろうか。元ゲーセン店員で、現在はYouTubeを中心にゲームセンターの魅力を発信しているKanon氏に聞いてみた。
話を聞いて驚いたのは「勝負は店選びから始まっている」という点だ。
「裏ワザと言っていいかわかりませんが、その地区にしかないような、個人店に行ってみることをオススメします。難易度が低かったり、レアな景品があったり、“ラッキー”に遭遇できる可能性が高いと思っています。
大手チェーン店は安定して儲けを得るために、難易度が高い傾向にあります。系列店や同地区の他チェーン店との情報交換を欠かさず、難易度が下がらないような調整をしているのです」
Kanon氏が働いていた大手チェーン店でも、定期的に集会が開かれていたそうだ。「筐体ごとの難易度を他店とある程度合わせて、どこかが極端に儲かったり損したりすることを減らす」狙いがあったという。
「次にチェックしてほしいのは、筐体の注意書きです。『初期位置にしか手直しできません』という旨が記されている場合は、確率が低いと思った方がいい」
クレーンゲームは、店員に懇願すれば景品を有利な位置に動かしてもらえる可能性がある。「初期位置にしか手直しできない」というのは、そのサービスに対応していないという意味だ。
「私が店員だった時も、1000~2000円を費やしてくださったお客様にはより取りやすい位置に動かしてあげていました。『サービスしてくれる店であるかどうか』は、筐体の注意書きを見ればわかります。
1円も使ってないお客様にお願いされた時は、うやむやにしていました(笑)。『3000円も使ったんです!』などと嘘をつく方もいましたが、巡回中に様子を見ているので意外とバレます」
勝負は店選びから始まっている
注意書きをチェックして優良店を選ぶ
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