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元ゲーセン店員が明かす、クレーンゲームの「プレイ前」に知っておくべき裏ワザ4つ

入口付近のぬいぐるみは“沼”の可能性が高い

ぬいぐるみのクレーンゲーム

eli – stock.adobe.com

 次に気を付けるべきは、入口付近の筐体だという。一番目立つ場所である入口付近には、人気キャラクターなどのぬいぐるみが景品になっていることも多いが……。 「入口付近の筐体は“客寄せ”の役割を果たしています。僕が働いていた時は、店長から『2000~3000円くらいで取れるような設定にして』と言われていました。宣伝効果も込みで仕入れているので、簡単に取られたら困るんです」  ただ、入口付近の筐体だったとしても、「比較的難易度が低い」とKanon氏がオススメするジャンルがある。 「お菓子をはじめとした食品系の景品は取りやすくなっていることが多いです。賞味期限があるので、長くても2週間以内には取ってもらうことを想定しています」  店側に早く消費したいという思惑があるので、食品系は先述の「再配置」にも対応してもらいやすいそうだ。

3本爪の「確率機」に注目

確率機 次に、クレーンゲームの「アーム」に注目したい。アームは基本的に2本爪と3本爪の2種類があり、Kanon氏によると3本爪の筐体だけに使える「裏ワザ」がある。 「3本爪の筐体は、通称『確率機』と呼ばれています。その台の“設定金額”に到達したら、爪のパワーが上がり、格段にゲットしやすくなるのが特徴です」  設定金額は1000円の場合もあれば、5000円以上なんてことも。設定金額は店員に聞いても教えてもらえないが、確率機の存在を知っていると得できる場面がある。 「自分の欲しい景品が確率機で、もし先客がいたらマークしておきましょう。先客が諦めて筐体から離れた後にチャレンジすれば、設定金額に届きやすくなります」

「困ったら店員に助けてもらう」のが一番

   様々な「裏ワザ」を紹介してくれたKanon氏。元ゲーセン店員である自身も、熱心なクレーンゲームマニアだ。 「僕のように、ゲーセン店員の多くはクレーンゲームが好きで働いている人が多い。楽しんでもらいたい気持ちが強いので、困ったらまずは店員に相談してみるのが一番です」 「裏ワザ」を駆使しつつ店員の力も借りて、安く楽しく景品をゲットしよう。 <取材・文/日刊SPA!編集部>
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