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定年後、“1億円以上”を投資で運用する父に大きな不安…忠告したら「一銭も財産を残さない」とブチ切れ

忠告したら逆鱗に触れてしまった

とはいえ、1億円を超える資産を持っているのならば老後の資金は安泰のような気もするが、高梨さんの父親は危険な兆候が見え隠れしているという。 「つい先日電話したら、暗号資産の取引において1日で1000万円を損したと普通に話しているんです。金銭感覚が狂っているのは間違いなく、そんなに無理しないで商品を全部売って不自由ない暮らしをしたほうが良いんじゃないかと忠告しました。そうしたら逆鱗に触れたようで、『お前には一銭も財産を残さないで全部投資で使い切って死ぬ』とブチ切れてしまったんです。そこから大喧嘩をして音信不通になった。もう、やっていることがギャンブラーと同じで、このままトレードしながら部屋で孤独死するのではないかと心配しています」 真面目だった人が、とあることをキッカケに趣味にのめり込んでしまうことは良くあるが、高梨さんの父親はそれが投資だったようだ。心配してくれる息子を無視してまで危険な取引を行うことに、幸せや意味はあるのだろうか? <TEXT/高橋マナブ>
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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