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47歳元カリスマホスト城咲仁が「実家の中華料理店」で働くワケ。涙が止まらなくなった“父の言葉”

修行したことで店が延命した可能性も

創業1966年の老舗中華料理店「丸鶴」。連日、行列が絶えない超人気店で地方から来店するお客さんも多い。今年の12月28日をもって閉店することが決まっている(状況によっては早まる可能性もあり)

 修行のおかげで新たな発見がいくつもあった城咲さん。続けて「もし、父親のチャーハンを冷凍商品化しようと思わなかったら、今の自分はなかったです」と話した。それだけでなく、お店はもっと早く閉店していた可能性もあったという。 「親父の下で修業に入ってホントに良かったです。自分の甘さに気づき、もう一度人間形成されたので。最近、大きい仕事ばかり頂いているんですが、修行をしていなかったら今の自分はないので親父に助けられたんだなと。だから親父が倒れたとき、今度は自分が助けたい、親父にとって一番大切なお店を存続させたいと思い、仕事がないときにフォローとして厨房に立ったんです。それも修行していたからできたわけで、修行していなかったら親父が退院した時点でお店は閉店していたかもしれません」

人生について考え直す機会に

 年内いっぱいで店じまいすることが決まっている丸鶴。父親のお店とはいえ、自分の人生にも大きく影響しているだけに、今回の閉店は城咲さんにとっても人生のターニングポイントとなった。 「チャーハン修行、親父の病気、お店の閉店と、今僕の人生においてターニングポイントがきたので、もう一度人生を考えさせられています。親父をサポートしつつ、あと2年はお店を続けると言っていたのに実現できなかった。もちろん、親父の体調が全てだから、自分がどうこうではないかもしれないけど、結果的に男として有言実行できていないわけで……。だから、しばらくは自分を恥じてみようかなと。今回のお店の閉店を機に、人に対する想いとか、仕事がもらえるのは当たり前のことじゃないとか、命があることとかについて、改めて考えてみます」
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辛いことが多い方が「楽しい人生」になる
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パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai

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