恋愛・結婚

「ご飯と目玉焼き、即席の味噌汁」が1ヶ月以上続く…「毎日手料理を準備しているから感謝して」と主張する夫に突き付けた三行半

「家事能力の有無」は簡単に見抜かれてしまう

 反対に言えば、家事能力が低いことは、それだけ女性から敬遠される要素なのです。思うようにモテないと思っている男性は、家事能力の不足が原因かもしれないと疑ったほうがよいかもしれません。  家事能力の有無は、一人暮らしなら外見にも現れます。シワがついたままの服などでは、洗濯もおざなりなんだろうなと思われてしまうのです。  飲み物しか入っていないような冷蔵庫が常態化していれば、自宅へ招く以前にも、会話の端々から料理をしないことを察されても不思議はありません。  家事代行などに従事しなければ直接的な金銭が発生しないため、知識や技能を軽んじられがちなのが家事という営みです。けれど、あまたの家電が発達した現代でもなお、その総体は決して易きことではありません。  とくに複数の人間が暮らすとなると「自分がよければそれでよい」ではなくなるのですから、その重みは一人暮らしとは大きく異なってきます。  そうした視点を忘れずに、夫のあなたは「自己満足の家事」になっていないかを点検してみてください。共働き世帯、また子育て中の家庭であれば、10人中9人の妻は家事分担への不満を抱いているはずですから。 <TEXT/植草美幸>
結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを創業。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。日々カウンセリングを行いながら、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など幅広く活動中。著書に『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『モテ理論』(PHP文庫)など
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