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焼き芋を「2年で1000本以上」食べた人物を直撃。毎日欠かさず食べた結果、カラダに“驚きの変化”が

シンプルな疑問「飽きないのか?」

天谷窓大氏

毎日食べても飽きないのだ

いくら焼き芋の味に感動したといえど、味のバリエーションも多くはなさそうに思える。毎日食べていては、流石に飽きるのではないだろうか。 「品種それぞれに味わいが違いますから。そもそも、同じ焼き芋を食べることで『昨日と味の感じ方が違う』、あるいは『今日はいつもより食べられる』など、自分の体調やメンタルを測るバロメーターにもなりますしね」 疲れているとクエン酸が酸っぱく感じるのと同じように、体調の変化を顕現化してくれているようだ。 「たとえば焼き芋に合わせる飲み物を変えることで、味わいが全然変わるんです。一番合うのは牛乳ですね! 成分調整乳ではなく、生乳から作った脂肪分の強い牛乳がベストマッチです。アイスコーヒーや紅茶と合わせても美味しいですよ」

「オナラがいっぱい出る」のは本当なのか?

天谷窓大氏

主催するイベントは盛況だという

芋を食べるとオナラが出るのではないか。さつまいもの食物繊維が腸内で分解される際に、大量のガスが出るという理屈らしいが、実際のところはどうなのか。 「焼き芋に限らず、食事をすれば腸が動くので出ますよ。イベントで10本食べた日はオナラが止まらないとかもないですし(笑)。昔のお芋は、筋張って繊維質が多かったのでより胃腸が動いたのではないかと。だからおならが出るイメージが強いんじゃないかと思います。今はしっとりした品種ばかりですから、一概にそうとも言えないはずです」 また、ダイエットをする際に炭水化物を抜く人も多いが、芋類は炭水化物の多い食品の代表といってもいい。毎日焼き芋生活をはじめて以降、体重の変化はあったのだろうか。 「体重100kg超えの時点で説得力はほとんどありませんが(苦笑)。焼き芋を中心に据えた食生活になったことでメリハリがついて、余分な間食を取らなくても満足できるようになりました。焼き芋の腹持ちの良さは素晴らしいですよ。日々の食生活に焼き芋という太い芯が通ることで、食欲を上手にコントロールできるようになりました」
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体調を崩すどころか「好転した」
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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