エンタメ

乃木坂46・久保史緒里が「誰よりも強く抱きしめたいもの」とは

目的地よりも長距離移動のほうが楽しみ

乃木坂46 久保史緒里 映画『誰よりもつよく抱きしめて』――乃木坂46のYouTubeチャンネル内の企画「くぼっち飯」も楽しみにしているのですが、ああいう町中華みたいなところにも一人でふらっと行くんですか。 久保:全然行きますよ。あとは休日にひとり旅行したりするのも好きなんですが、目的地よりも長距離移動のほうが楽しみなんです。移動中の動けない空間で映画を観たり、文章を書いたり、何かをせざるを得ない状況が苦痛じゃなくてラッキーだと思えるタイプなんです。いつか福岡まで飛行機じゃなくて、新幹線で行ってみようかなって(笑) ――週刊SPA!は中年世代のサラリーマンが中心の購読層なのですが、久保さんの周りには気づけばベテランが多いなと感じているんですけど。 久保:どういう意味ですか(笑) ――先日のイベントで古田新太さんやサンドウィッチマン、ナインティナインなども出演されていて。久保さんの愛され力はすごいなと思いました。 久保:お仕事でご一緒したあとに「今日もうまく喋れなかったな」っていつも反省してます(苦笑)。サンドさんは宮城の大スターですけど、4年かけて初めてお会いできたときは本当に嬉しくて。イベントに来てくださった方々は、私が『乃木坂46のオールナイトニッポン』で出しているような人間臭い部分も知ってくださっているので、本当に愛情でしかないですね。

古田新太にアクリルキーホルダーをプレゼント

乃木坂46 久保史緒里 映画『誰よりもつよく抱きしめて』――古田さんに関していうと、「おとっつぁん」「しー」と呼び合うほどで、飲み仲間だとか。 久保:普段はシャイでしゃべってくれないんですけど、みんなでお酒を飲んでると楽しそうに話してくれるから横に座って、お話を聞くのが好きなんです。劇団☆新感線の舞台で山本千尋さんと一緒に娘役をやらせていただいたときに、色んな関係者の方から「おとっつぁん、娘たちのことが本当に大好きだよ」って漏れるほど可愛がってくださって。私のアクリルキーホルダーをあげたら、ずっとカバンに付けてくれていたんですよ。なのにしばらくして会ったら、『しー、あれ落としちゃったから新しいのくれ』って。そういうドジな部分も可愛らしいと思える大先輩です(笑) ――久保さんが引き出し上手なんですね。では最後に、今年の抱負を教えてください。 久保:‘24年は今までで一番映像作品への挑戦が多かったので、それを超えたいという気持ちはあります。同時に、程よく力の抜き方も覚えたいなと思って。お仕事では大人数でいることが多い分、プライベートのひとり時間も充実させたいです。 【久保史緒里】 ’01年、宮城県生まれ。‘16年に乃木坂46の3期生として加入。現在は俳優活動以外にも『乃木坂46のオールナイトニッポン』で、メインパーソナリティーを務める。今作『誰よりもつよく抱きしめて』は、『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた内田英治監督の最新作。また、’25年春に公開予定の映画『ネムルバカ』では、平祐奈とダブル主演を務める <撮影/コウ ユウシエン 取材・文/吉岡俊 ヘアメイク/高橋稚奈 スタイリング/鬼束香奈子 ©2025「誰よりもつよく抱きしめて」HIAN /アークエンタテインメント 配給:アークエンタテインメント>
1
2
おすすめ記事