お金

謎の仮想通貨「280億コイン」ゲット。日本円に換金した時の“衝撃の金額”は…

『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。 ハッシー橋本 仮想通貨 仮想通貨 仮想通貨

第百八十一話 破解

 盆栽コインについては過去に何度か触れていまして、第百七十六話が公開された2024年末時点では134億コイン保有していましたが、その後の買い増しやエアドロなどで280億コインまで積み上がってきました。  1コイン1円、いや1コイン0.01円でも大金持ちとなりますが、2月26日現在は1コインあたり「0.00000898円」……。先は長いですね。  さて、こちらの連載漫画は2週間ほどお休みをいただきまして、その間に「Bybitハッキング事件」が起きました。  ハッキングされた額は日本円で2,000億円らしいです。これはとんでもない額!  しかも盗んだのは北朝鮮のハッカーとのこと。昨年の「DMMハッキング事件」でも北朝鮮のハッカーでしたね。  こういうのがきっかけで暴落して、そのままバブル終了ってなるから怖い。俺たちがせっせと積み上げた資産を、何の生産性もないハッカー集団が一瞬で奪い去る。  そのせいで市場全体の信頼が損なわれて、資金流出が起きて、結局は個人投資家が泣きを見る。  しかも、今これを書いてる最中にまたガンッと下がってます。

バブルは終わった?

 終わった……? いや、終わってもらっては困る。  バブル前と資産変わってないんですけど。むしろ、一時期増えた分を減らしたせいで、精神的にはむしろマイナスなんですけど。俺の計画では、このバブルで人生を上げる予定だったんですけど。お金の心配ナシの老後を過ごすはずだったんですけど……。  はーー……(特大ため息)  もちろん、まだ完全に諦めたわけではありません。ビットコインETFも始まったばかりだし、機関投資家の参入も増えています。  今年後半にはイーサリアムの現物ETFも来るかもしれないし、2024年はビットコインの半減期イヤー。本来ならまだまだ強気相場が続くシナリオもあり得る。  でも、こういうハッキング事件や規制リスク、米国の金融政策なんかが絡むと、一気に流れが変わるのが仮想通貨の世界。期待しすぎると、ダメだったときのダメージがデカすぎるわけで……。  だから「期待しないように期待」することにします。 漫画・文/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84

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