仕事

「手取り20万円」のOLが起業…わずか半年後に“月商100万円”を達成できたワケ

数字で目標を決める残りのメリットの理由は…

Lutz三浦さん

過去の出版関連のイベント

 三浦氏は、著書で10万部のベストセラーを目指している。これが②~④のメリットに繋がると、次のように教えてくれた。 「10万部は簡単に達成できる数字ではありませんが、届かない目標ではありません。だからこそ、②イメージが湧きやすくリアル感が増すので、目標を達成するためには何が必要なのかを考えて行動に移すことができます。  また、②を設定することで、③の実施後の評価をする際に客観的、具体的な評価がしやすいというわけです。実現できていれば、次の目標を高く設定するときに役立ちますし、たとえ実現できなくても、何が足りなかったのか反省を活かすことができますから。これが④数字で評価できると次の目標も立てやすい、というメリットになります」  最後の「⑤自己肯定感やモチベーションの維持に繋がる」は、三浦氏が特にお気に入りのメリットとも。 「漠然とした目標であれば『達成できた』『達成できなかった』でしか評価できませんが、数字であれば達成できた部分の評価が細かくできます。『ここはできなかったけど、こっちはよかったよね』と加点式で評価できるので、メンタル面にもいいんですよ」

数字で目標を決めたからこそ実現できた夢

 いまでこそ、立て続けに書籍を出している三浦氏だが、「最初の出版は大きな夢でした」と振り返る。 「私は起業して2年で年商3000万円に到達していましたが、そのときに『年商1億円を超えたら本が出せる』と教えてもらいました。それだけの実績がないと本は出せないんだと驚いたのと同時に、1億円いけば本が出せると思って、ますますやる気が出ましたね」  出版の目標を掲げてわずか1年、三浦さんは2021年12月に処女作を上梓した。 「私は本が出せるというにんじんをぶら下げられたので、これまで以上に事業に取り組んで年商1億円の達成を目指しました。1年で達成できたのも、まさに数字で目標を決めたからです。そもそも本を出せることがわかっていなければ、年商1億円は目指していなかったかもしれません(笑)」 Lutz三浦さん
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