更新日:2017年11月09日 17:24
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「それでもなお」と挑戦するからこそ私たちの人生は変わる【魂が燃えるビジネス】

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるビジネス」とは何か? そのヒントをつづる連載第14回 サッカー 先日、サッカー日本代表がワールドカップ出場を決めました。出場を決めた第9戦の相手はオーストラリア。W杯予選での戦績は0勝2敗5分と、日本はまだ一度も勝ったことがありませんでした。  しかし蓋を開けてみれば2対0で日本の勝利。私はサッカー事情には疎いので、この結果を技術的には分析できません。しかし自己啓発的に見ると、そこには大きな学びがあります。  それは「それでもなお」と挑戦し続ける以外に道はない、ということです。  プロスポーツ選手は常に高い目標を掲げています。同時に「無理かもしれない」「駄目かもしれない」という弱気な発言は慎んでいます。しかし、これは弱気がないのではなく、表に出さないでいるだけです。  実際、今回の勝利後のインタビューで「初戦黒星だとW杯には出場できない」「これまでオーストラリアに勝ったことがない」といったジンクスについて、ある選手が言及していました。彼らも意識はしていたのです。  そもそも私たちがネガティブな感情を持つことがない、なんてことがありえるでしょうか。そんなはずはありません。人間は理性的なようでいて、実はそうではありません。  誰もが自分の設定したゴールに向かう意志と、「どうせまたダメなんじゃないか」というジンクスの間で板挟みになっています。板挟みになりながら、それでもなおジンクスを打ち破ってゴールに到達するのです。  だからこそスポーツは多くの人に感動と勇気を与えます。野球がただの玉打ちで終わらない、サッカーがただの球蹴りで終わらないのは、そうした普遍性を備えているからです。立ち向かう気概と姿勢に、ジャンルを超えて私たちは魅せられます。でなければイチローや中田英寿がヒーロー視されることはなかったでしょう。
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逃げ道があることがダメな原因
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コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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