現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。 　皆さんは計画を立てることは得意でしょうか？　小さい頃は夏休みの宿題の計画を立て損ね、8月31日になって大変苦労した方も多いのではないでしょうか。 　かくいう僕もその一人。部活動に全力投球していたからか、夏休みの最終盤になって慌てて缶詰になって宿題に向かった思い出があります。 　勉強に限らず、仕事についても計画の立て方は重要でしょう。今から振り返ると、先生たちが「夏休みの宿題は計画的に！」と何度も唱えていたのは、何をどのように進めるかの段取りをつける練習だったのではないかと思います。 　たとえば、計画をキッチリ立てたのにうまくいかなかったなんてことはありませんでしたか？　ビシッとやるべきことは揃えたのに、計画通りに進んでくれなかったり、途中でアクシデントが発生したりして、どうしても予定通りに終わらせることができなかったなんてことはあると思います。 　実は、これはあなただけの悩みではありません。学生から大人まで、老若男女問わずみんなが抱える悩みなんです。 　そして、その問題への答えは意外なところに眠っています。落ちこぼれ学生たちが一発逆転を狙って東大を受験するマンガ『ドラゴン桜』の一幕に、大変参考になるシーンがあるのです。