腹を凹ませるには「下半身強化」!?
男でも体形が気になる季節。問答無用のメタボはもちろん、着痩せして見えるのに実はお腹ぽっこりなボディに悩む人も少なくないだろう。そこで、今回は「腹問題」に悩む全ての男性のためのお手軽ダイエット特集、今日から実践できる腹を凹ます最強メソッドを紹介する
【挑戦者】ライターKZ
趣味で格闘技ジムに通っているが、最近仕事の忙しさに加え、暴飲暴食の賜物で定年間近のプロレスラー(Jr級)みたいなポッコリお腹に。夏を謳歌するべくダイエットを開始、今回は大好物のラーメンを断つと宣言
◆腹を凹ますには下半身強化!
「腹まわりは脂肪細胞が多く、内側に内臓脂肪もある。凹ませるには脂肪を減らすのが一番の近道です」とは、『やってはいけない筋トレ』の著者で、NSCA公認パーソナルトレーナーの坂詰真二氏だ。
「ジョギングなどの有酸素運動も脂肪燃焼はしますが、僕は食事制限をお勧めします。ただ、それだけでは筋肉も減って、基礎代謝が低下するので、筋肉量を維持する筋トレが必要。筋肉は体の発熱装置ですからね!」
しかも行う筋トレはお腹まわりではなく下半身中心。一体なぜ?
「人間が体で一番使う部分は、下半身で筋肉が集中しています。そのため筋肉量を増やせば、基礎代謝も上がり脂肪燃焼していきます。上半身への負荷はそれを補足する程度で大丈夫です」
下記の3つの坂詰式下半身トレーニングに、上半身のサポート的に「腕立て」を組み合わせた合計4種類を10回1セットで3循環、これを週3回行う。
「さらに空腹感なく食事制限するために一日2リットルのノンカロリー・ノンカフェインの水分の摂取も心がけましょう!」
<太ももに強い負荷を与えるトレーニング>
(1)まず足を肩幅の2倍に広げ、つま先は少し外側に向ける。手は頭上で組む。(2)最初に右側のひざを90度にする。ひざとつま先は同じ方向に向けるのがポイント。そして(3)足の位置は変えず、可能な限り脇腹をストレッチする。この3つの動きを1、2、3とゆっくり1秒間隔で左右10回。ひざ曲げ、側屈までは息を吸い、戻るときに吐くのが呼吸のコツ。慣れてきたらペットボトルなどの重りを持ち、負荷を大きくする
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<ふくらはぎを強化するトレーニング>
(1)上半身が少し斜めになるようにイスの背もたれの上部を持つ。そして使わないほうの片足を鍛える側の足に巻きつける。(2)鍛える側のかかとを上げて、つま先立ちになるように足首を伸ばす。このとき、ひざを伸ばしたまま行うように意識。これをゆっくり左右10回を3セット。「小さく見えるふくらはぎですが、実はももと並ぶ大きな筋肉部位。鍛えることで基礎代謝を上げるのに十分役立ちます」
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<臀部を引き締めるトレーニング>
(1)仰向けに寝て脇を締め、ひざを90度、ひじを90度折り曲げる。(2)片足を伸ばしながらお尻を上げる。このとき、肩・ひざ・つま先が一直線になるように心がける。ゆっくり戻して、(3)次に逆側の足でも同様に行う。左右5回を1セットを、3回。「お尻(臀部)と背中の筋肉トレーニングです
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◆一週間ガチ挑戦で効果を実証!
先生、直接腹筋を鍛えたほうが……喉まで出かかった言葉をグッと飲み込み下半身強化。変化は1週間後に。筋肉が重くて、少し運動しただけで全身がホットホットで熱ぃ~!! 代謝が上がり脂肪燃焼しているからか、よく腹も減る。でも食べちゃダメだけど、筋トレも続行、抱かれたいカラダ、目指します。坂詰式、腹凹に確かな手応えありですゾ!
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【坂詰真二氏】
NSCA公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト。「スポーツ&サイエンス」を主宰。テレビや雑誌をはじめ、さまざまなメディアで運動指導を行っている。著書に『やってはいけない筋トレ』など
― ラクチン!腹だけ凹む男のダイエット【2】 ―
『やってはいけない筋トレ』 もう筋トレを間違えない! |
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