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1年で13kg痩せた管理栄養士が教える、「ランチを食べすぎた夜」の健康的な“コンビニ飯”の選び方

管理栄養士の尾形明莉と申します。ダイエットしなければと思いながらも「頑張っているご褒美に」「今日ぐらいはいいか」なんて、ついついランチを食べすぎてしまった経験がある人も多いはずです。管理栄養士の視点でいえば、そのぶん夜ごはんは自炊して1日のカロリーを調整したいところですが、正直「めんどうくさい」というのが本音かもしれません……。 ダイエットをするならもちろん栄養たっぷりの自炊が一番ですが、仕事や育児で大変なときは、頑張りすぎなくて大丈夫。わたし自身、「コンビニ」のお世話になりながら、1年で−13kgを達成することができました。今回は、忙しい方必見の自炊せずともコンビニで準備できる健康的なダイエットメニューを提案します。

コンビニ食材でつくる「定食スタイル」

コンビニ

※写真はイメージです(naka – stock.adobe.com)

コンビニで売られている食材を組み合わせて夜ごはんを用意するときは下記の4つを意識してみましょう。 ・単品商品を複数買って「定食スタイル」をつくる ・たんぱく質をとる ・食物繊維を意識する ・シンプルな味付けのものをえらぶ 【組み合わせ例】 ①悩んだらコレ!
組み合わせ例

組み合わせ例①

・雑穀米おにぎり ・カップみそ汁(なめこ) ・サバの塩焼き ・海藻サラダ ②具だくさんな鍋もオススメ!
組み合わせ例

組み合わせ例②

・玄米おにぎり ・鍋 ・ゆで卵

キレイに痩せたいならば、パンよりも米

より具体的にどんな商品を選べばいいか説明していきますね。 まず「お米は食べちゃダメ、糖質は太る元!」などと思っていませんか? 確かに、糖質のとりすぎは太る原因となりますが、良質な糖質まで極端に制限してしまうと、体調や美容にも悪影響が……! 吐き気やふらつき、便秘、肌や髪の不調などにつながるケースも。極端に減らすのは危険なので注意してください。 そこでオススメなのが、コンビニの「雑穀米おにぎり」。雑穀には“食物繊維”が豊富に含まれており、血糖値の急上昇を抑え、デトックス力がアップし、痩せやすくなるという、まさにスーパー食材なのです! また、雑穀には糖質をエネルギーに変える“ビタミンB1”が豊富なので、雑穀入りおにぎりはすぐにエネルギーとして消費されやすく、太りにくいという特徴が。 ちなみに、お米には“セラミド”という肌の保湿成分が含まれているので、キレイに痩せたい人は、パンよりお米がオススメです。
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メインのおかずは肉よりも“魚”
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管理栄養士として病院での栄養指導を経験後、Belle Lus 株式会社に入社。本部講師として100名以上の食事サポート実施。また、代表の松田リエ(保健師・ダイエット講師)の書籍のレシピなどの監修も行う。
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