織田裕二が語る『踊る大捜査線』への思い
観客動員数1260万人、興行収入173.5億円。劇場公開2作目が日本実写映画興収記録の頂点に君臨し続ける『踊る大捜査線』シリーズ。
「エンターテインメント映画では洋画に敵わない」というそれまでの日本映画の常識を覆した『踊る』も今作では遂にファイナルを迎える。
主役・青島を演じ続けた織田裕二は、ファイナルに向けて何を思うのか?
「今回の『踊る』では、15年前に交わした青島と室井さんの約束(警察組織の改革)が、ようく花開きそうな希望のようなものが描かれているんです。逆に言えば、15年もかかったんですけど(笑)」
15年の間に、作品は大きく成長していった。その変化をどのようにとらえているのだろうか?
「すごく単純なんですけど、こちらから『観てね』と言わなくても、ようやく友達が勝手に見てくれるようになった。もしかしたら、そういう反応がエンターテインメントのど真ん中のなんたるかを暗示しているのかもしれないです。『踊る』の功績として、『実写邦画歴代最高興行収入記録』というデータがよく挙げられますけど、僕個人としては、170億円とかお金で言われても実感が沸かないんです。だったら、1260万人とかの観てくれた人数で教えてもらったほうがリアリティがある」
※いよいよ、ファイナルを迎える『踊る大捜査線』。果たして本当に続編が作られることはないのだろうか? 続きは、8/7発売の週刊SPA!「エッジな人々」にて確認してほしい。
本誌構成/唐澤和也 撮影/齋藤清貴 再構成/SPA!編集部
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