家庭があるのに初恋再燃!告白しなければ浮気じゃない!?
―[30代の浮気[SEXより恋]の謎]―
最近では「SEXなしの恋愛関係」を家の外に求める既婚男性が増えているという。なぜ既婚男性はプラトニックな恋を求めるのか?紆余曲折を経た末に結婚した男が、最後にたどりつくのはやはり純愛なのか。「プラトニックな浮気」を実践している男たちの声から、その答えを探っていきたい。
【初恋再燃】
◆お互い告白できないもどかしさを甘酸っぱく感じるのが快感
前田哲也さん(仮名・35歳)介護職員
★結婚歴:10年
★浮気デートの頻度:月2回
2児の父・前田さん。奥さんは、自分が資格試験の勉強中、パート収入で家計を支えてくれた大切なパートナーで、今も愛しているという。なのに、なぜ?
「初恋だったコと小学校の同窓会の幹事同士で再会しまして。実は小学生時代に両思いだったけど、中学で離れて、後に彼女が同級生と結婚したことを知ったんです」
だが、再会すると、彼女はバツイチ・実家暮らしになっていた。
「正直、ラッキーって思いましたよ(笑)。20年以上会ってなかったのに相変わらずキレイだし」
「打ち合わせ」という名目で何度か二人で飲むうち、身の上相談を受ける仲に。また、同窓会が終わった後も、同級生の店でときどき一緒に飲むようになった。手を繋ぐわけでもなく、告白もナシ。どこにトキメキを感じるのか。
「彼女といると、子供の頃の自分に戻れる気がします。たぶん彼女も僕の気持ちに気づいてるし、彼女の思いも感じる。でも、両思いでもお互いに言えない甘酸っぱい気持ちは、大人になっての恋愛では味わえないものですよね」
お互いの呼び方も、当時のまま。時には、彼女をからかって怒らせるというような“じゃれ合い”も、当時の関係のままだという。
「家庭は大事だけど、彼女に会いたい気持ちは抑えられない。妻には『同級生の店で飲む』と言ってるのでウソにはならない。気持ちを相手に伝えてないし、手も出してないので、浮気じゃないと思う」
毎朝、通勤の際、ついつい寄り道をして彼女の実家の前を通ってしまうという前田さん。窓に彼女の姿が見えるだけでトキメく感じも「初恋のまま」だそうだ。
― 30代の浮気[SEXより恋]の謎【5】 ―
『不倫の恋で苦しむ男たち』 それは「不倫」という名の「本気の恋」 |
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