50歳で薄毛治療を“実践”してみた!
―[山田ゴメス]―
以前、ひょんなきっかけから、東京イセアクリニックが新設した「オリジナル毛髪再生プログラム」の体験取材にチャレンジできることになったゴメス記者。
しかし、カウンセリングの段階で、いろんな話をお伺いしているうちに、なんとなく二の足を踏みはじめ……。結局、ゴメス記者が最終的にチョイスしたのは、“サプリメント服用”という初期段階に次いで無難な“第3段階の治療法”であった!
詳細は、前回書いた体験記事「50歳で薄毛治療を体験してみた!」(https://nikkan-spa.jp/255902)を読んでいただきたいのだが、念のためおさらいをしておく。ここで言う“第3段階”とは、ミノキシジルという薬を頭皮に塗る治療法のこと。具体的な商品名を挙げると、日本だと「リアップ」、海外では「ロゲイン」。これらの主成分であるミノキシジルを頭に塗ると、毛を伸ばす作用が働くのである。
なぜ、ゴメス記者の決断が、コレに落ち着いたのかといえば、他段階にあった治療法のうち、まず薬を内服するものは、精力減退(可能性としては、4%ほどの人に影響があるという研究結果がある)だとか、発毛以外の副作用を過剰に怖れたから。そして、細胞の成長を促進する“成長因子”にプロペシアやミノキシジルをカクテルした薬剤を注射などで注入するものは、単純に痛そうだったから……。
そんなこんなで、ビビリな性格が持ち味(?)といわれるゴメス記者としては、比較的副作用が少なそうで(あくまでボク個人のイメージにすぎないが)、痛くもない“塗るだけ”の治療を選んだわけだが、約3か月を経た今、鏡を見てみると……。なんか、ちょびっとだけ毛が生えてきたような気がしないでもないのだ!
しかも、ボクはこの“塗り作業”をするさい、一つ自分なりの工夫をも凝らし続けてきた。
塗る前に、ブラシで頭皮がヒリヒリするまでブラッシングをしまくっちゃうのである。そうすれば、“第5段階”の「剣山のように小さな針がいっぱい付いているローラーで、コロコロと頭皮に軽い引っ掻き傷をつけて、そこに薬液を染みさせる治療法」に近い効果を、10分の1以下の費用で得られるのではないか……?
⇒ゴメス記者の頭皮画像はこちら https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=319239
- 生えてきたような気がしないでもない……かもしれない
- このローラーで、コロコロと頭皮に軽い引っ掻き傷をつけてから、薬液を染みさせる

―[山田ゴメス]―
大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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