「イクメン、料理男子は共産思想!」佐山聡氏、吼える
―[公共マナー[OK/NG]の境界線]―
◆今の日本は、魂を抜かれた状態。 武士道が失われ、フリー主義に陥った日本が堕落するのは必然
「現代人のマナーが乱れきっているのは、今の日本に武士道精神のような“原理主義”がないから。問題は『いつからこうなってしまったのか?』ということ」
そう語るのは、初代タイガーマスクこと佐山聡氏。自ら立ち上げた心武一体型武道「掣圏真陰流」の試合では選手が日本刀を携えて入場してくるなど、徹底的に武士道を追求する佐山氏は、こう嘆く。
「かつて日本には “武士道”という原理主義があり、礼儀や作法も非常に厳格だったわけです。そうした厳しい教えが、戦争に負けたことによって否定され、なくされてしまったんですよ」
その結果、「既存の価値観を否定することを是とする共産思想と、フリースタイルがはびこり、マスコミの報道によって、それが『世界の常識』と信じ込まされてきた」のだという。「社会の潤滑油としての意味に限ればフリーな部分は必要だが、それは根幹の価値観に原理主義があってこそ」と佐山氏。
「例えば、イクメンとか、料理も男子が作るとかは全部、共産思想。それを知らないのは、日本人だけです。また、日本人は食事でズルズル音を立てたり、酔って乱れたりしますが、あれも世界の恥。酒で無礼講なんて欧米にはないですから。言葉の乱れもひどいですよね。ヒップホップの上っ面だけマネて『マザーファッカー』とかいって中指立てたりしてるバカがいるけど、あんなの許せるわけないでしょう!」
と佐山氏は熱く語る。
「僕は、おばあちゃんが正座の仕方や、“切腹のやり方”を教えてくれた。今はそういうことに興味を持つ環境も、機会もない。僕の塾の生徒は、電車で妊婦を席に座らせないとか、マナーがなってないヤツがいたら注意しますよ」
では、今の日本人の心に再び武士道精神を宿らせるには?
「まずは各々が正しい言葉遣いや、酔ってもブレない、などの意識を持つ。その上で、メディアが報じない、世界の原理主義を知ること。『俗流はともに議し難し』という吉田松陰先生の言葉がありますが、テレビとか世俗に惑わされてはならないんです。そして、どんな方法でもいいから、武士道の復活が必須。いいんじゃないですか、それこそAKBが『私は原理主義で走りたい』って歌っても」
あの国民的ヒーローの提言を、この国はどう受け止める?
【佐山聡氏】
’80年代前半、初代タイガーマスクとして一世を風靡。のちに、シューティングを立ち上げ、近代総合格闘技を創始。現在は、心武一体型武道「掣圏真陰流」総監を務める傍ら、自らの団体『リアルジャパンプロレス』でも活躍中。◎初代タイガーマスク佐山サトル特別講演会『プリンシプル決定版 武士道』は、12月31日、掣圏真陰流 興義館にて開催
取材・文/野中ツトム 中村未来 青柳直弥(清談社) 加藤 慶 小川内孝行 三本 真(スタジオKEIF) 宮下浩純 増山かおり 浦和ツナ子 林バウツキ泰人 長谷川大祐(本誌)
撮影/岡崎孝生 横山勝彦 アンケート協力/アイオイクス
― 公共マナー[OK/NG]の境界線【8】 ―
―[公共マナー[OK/NG]の境界線]―
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