プロが断言「東京で値上がりするマンション」ベスト5
◆不動産のプロがズバリ解説「値上がりするマンションBEST5」
不動産経済研究所が発表した「首都圏のマンション市場動向」によると、’13年10月に首都圏で新規販売されたマンションの平均価格は4911万円。前年同月比で693万円、16.4%も上昇している。中古マンションも同様で、東京カンテイによれば東京都では7か月連続で価格が上昇中なのだ。
「一般的に築年数がたてば資産価値は下落しますが、都心には逆に値上がりするマンションがあります。こうした物件を狙って、上がれば売却、上がらなければ、そのまま住むという戦略が有効です」
そう語るのは、都内で不動産会社を経営する斎藤尚氏(仮名)。顧客にはなかなか言えない、値上がりしそうな物件BEST5をこっそり教えてくれた。
1位:南青山マスターズハウス
2位:中目黒アトラスタワー
3位:ザ・パークハウス晴海タワーズ
4位:キャピタルゲートプレイス
5位:勝どきビュータワー
以下、斉藤氏による解説だ。
「1位は知る人ぞ知る、南青山の高級マンション。比較的小さめの間取りが多いため、このエリアにしては低価格で購入できます。シックで近代的な内装なデザインも付加価値となり、伸びしろを感じます。
2位の中目黒アトラスタワーは中目黒のランドマーク的タワーマンション。エリアを象徴するランドマークは築年数がたっても値段が下がりにくい。ワンルームなど手頃な価格帯が狙い目で、売り物件も少なく、価格が伸びやすい。
3位のザ・パークハウス晴海タワーズは五輪決定後にモデルルーム訪問客が2倍に増えた有名物件。
4位のキャピタルゲートプレイスは月島駅直結で、医療機関や保育施設も充実。月島エリアのランドマークになるかも。
5位の勝どきビュータワーも駅直結のタワーマンションですが、もともと、価格設定が高めで売れ残りが出ていた。それが、東京五輪による周辺環境整備で再評価される可能性が浮上。値上がりが期待できる物件ですね」
【斎藤尚氏(仮名)】
大学卒業後、中堅デペロッパーを経て独立。不動産売買の仲介業務を中心に、1棟買いの運用支援など周辺のビジネスコンサルティングも手がける
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