更新日:2014年07月20日 10:23
お金

本物のビットコインバブルがやってくる

ビットコインは終わった……と思いきや、どっこい高値1200ドル回復も視野に入っていた!? チャートのプロたちがビットコイン相場を丸裸にした。 ⇒【前回】『ビットコインは再び高値を目指す』
https://nikkan-spa.jp/677007
◆“雲”から見える押し目形成後の765ドル回復  日本発の代表的テクニカルである一目均衡表から見ても、ビットコイン価格は上昇の気配が濃厚だ。 ⇒【一目均衡表】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=677185
一目均衡表

一目均衡表で見ると、1時間足と日足の先行スパン2が重なるポイントが重要な節目に

「1時間足のチャートを見ると、綺麗に“雲”がサポートになって上昇していますね。一目均衡表の雲は先行スパン1と先行スパン2というラインに囲まれたエリアのことを言い、上昇トレンドでは先行スパン1が先行スパン2を上回り“陽転”します。今のビットコインはまさにこの状態なのですが、強い上昇トレンドが発生していることがうかがえます。というのも、押し目が非常に浅い。通常の上昇トレンドでは雲の下限(先行スパン2)まで落ちてきてから再度上昇に転じて押し目を形成することが多いのですが、今のビットコインは雲の上限(先行スパン1)にタッチして上昇に転じています」  こう語るのは、“雲使いのプロ”アンディ氏。FXで2億円以上の資産を築いた人物だ。その雲を見れば、買い場も見えてくるという。
アンディ氏

アンディ氏

「今は強いトレンドが発生していますが、必ず深い押し目をつくりにくる場面がある。そのポイントとなりそうなのが、1時間足の先行スパン2と日足の先行スパン1が重なるライン。先行スパン2はローソク52本分の高値と安値の半値を意味し、先行スパン1は基準線と転換線の半値を意味する、一目均衡表の中で最も重要なライン。時間軸の異なる先行スパン2と先行スパン1が重なると、強い節目として機能しやすいのです。チャートを見ると、603ドルあたりが絶好の買い場となりそう」  では、高値はいくらまで見えてきているのか? 「603ドルで押し目を形成した場合には、直近の安値(550ドル)から直前高値(650ドル)までの上昇幅を足した703ドルが当面の目標。ここを超えてくると、その上昇幅に161.8%というフィボナッチ級数をかけた765ドルが、目標価格となりそう」  やはり700ドル台回復は堅い。「もう終わった」どころか「本物のバブルは今からやってくる!」。チャートはそう語っているのだ。 ●ビットコインを丸裸にした一冊!『ヤバイお金』(1300円+税、扶桑社刊) 「オルタコイン」と呼ばれるビットコインの亜種を含め、「儲け方」の側面に焦点を当てた日本初のビットコイン書籍。ビットコインで一攫千金を目論むなら必読の一冊だ。 【アンディ氏】 個人トレーダー。株、先物からFXまで万能なトレーダー。稼いだ資産は億を優に超える。一目均衡表を使わせたら日本屈指の腕前 http://ichimoku119.blog15.fc2.com/ 取材・文/高城泰(ミドルマン) 池垣完(本誌) 図版/ミューズグラフィック ― ビットコインは再び高値を目指す!【2】 ―
ヤバイお金

「暗号通貨」の錬金術

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