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合コンとキャバクラ、コスパがいいのはどっち?【合コン編】

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その28 ―


 オヤジの永遠のテーマ、キャバクラと合コン。どっちが楽しく、コストパフォーマンスが取れているかを検証したい。実はこのネタ、以前TOKYOFMのオシャレな番組「アヴァンティ」でも取り上げ、出演を果たしたことがある。あの品のいい番組で、こんなくだらないことをやったのは、最初で最後だろうな。

合コン

ハズレも多い合コンのコスパはいいのか

 というわけで今回は、合コンに対しての考察だ。今まで幾多の合コンに出たことがあるけど、あまりいい思い出はない。

 一番派手だったのがバブルの頃、当時のトレンディ俳優をゲストに、某ファッション誌の読者モデルと、4対4の合コンなんてのをやった。しかも、高輪プリンホテルの部屋を4つ押さえたから、誰が一番早く辿りつけるか競争しようって、すでに「合コン=お持ち帰り」なのが笑える。個人的には、全然辿りつけず、苦杯を舐めましたな。

 そんな豪華な合コンもあれば、保母さんと3000円飲み放題合コンってのがあって、ビッグサイズのチュー杯ジョッキを何杯も飲んで、元を取ろうとしていた女性がいて笑えた。合コンとしては全然ダメ。むしろ心が折れて、それからキャバクラに行って飲み直したもん。

 このように合コンは料金的に安いが、玉石混交だ。しかも玉より、石のほうが圧倒的に多い。ガチャをやるようなもので「ドラクエ・モンスターズ・スーパーライト」を例にとると、Sランクのモンスターはわずか3%しか入ってない。Aランクが7%だから、そこまで入手できる確率は10%。これは合コンも同じ。通常のお呼ばれ合コンなら、10回に1回しか当たりがないのだ。

 しかも、合コンは仕切る人間との付き合いも大事で、いろいろ気を使わないといけない。後輩なら日ごろ食事をオゴるとか、先輩ならいやな仕事を率先して引き受けるとか、何かと気苦労も多い。ただ漫然と生きてては、おいしい合コンなんかにゃ、絶対呼ばれない。

 でも、30代、いや40代ぐらいまでは、ピンチヒッターみたいな扱いでも、たまに合コンに呼ばれたりはある。これが50歳を過ぎると、とんと呼ばれない。だいたい人に紹介するときどうすんだ?「55歳、既婚者」なんだけどって、その時点でもうフェードアウトだろ。

 無理を承知で街コンなんかに参加してみるが、今までの若いコに対しての神通力が全く通用しないのに愕然となる。普通に喋ってるんだが、女性に「オッサン、何を血迷ってこんな若者の集まりに来てんだよ」的な視線を投げかけられる。う~、オレって六本木じゃ「スーパーサイヤ人」なのに、街中の一般素人女性に対しては、ただの「クリリン」にしか映らないらしい。せめて「天津飯」ぐらいの扱いをしてもらわないと。

 というわけで合コンは1回のコストは5000円ぐらいと安いが、レベルやノリ、相性の問題が生じてくる。当たりを引くまで何回もチャレンジするのもいいが、トータルでは結構な額になる。体力や精神力の勝負ともなり、心が折れたものが負けだ。

 合コンは若ければ若いほど有利だ。そばに若いコがごまんといるからだ。お金も若ければなくて当然だし。何しろ世代間ギャップがないから、とっつきやすい。

 一方、オヤジや業界人が好む、お手当て付き合コンというのがあって、読者モデルやキャバ嬢が、飲み会要員として駆り出される場合がある。そのときはお車代として最低1万円ぐらい、払ってあげるのがマナーだ。しかも高級レストランでやるから、主催者側から見れば、単なる出張キャバクラと変わらないというか、まんまそうじゃん。

 飲んでる場所が、キャバクラかレストランかの違いで、女のコも源氏名と本名を使い分ける。どっちの名前使っても女性は金もらえるから、美味しいかなと。

木村和久

木村和久

 次回はそのキャバクラのコスパを考えてみたい。

■木村和久(きむらかずひさ)■
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦

トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』





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