知らずに使ってた!? 死体遺棄の“事故ロッカー”はどこにある? 事故物件サイト「大島てる」のイベントで公開
チケットはいつも即日ソールドアウト! 若い女性ファンが毎回殺到!?
アイドル並みの人気と動員を誇るのが、新宿のロフトプラスワンで開催している「大島てるがやって来る!! 事故物件ナイト」だ。
梅雨入り真っ只中の7/5日(日)開催のVol.7。満員御礼の熱気でごったがえす超人気イベントの秘密に迫ってきた!
http://www.kadoza.jp/dotonbori/schedule/2015/08/16.php
※7/16日(木)前売券発売開始
9/15日(火)「大島てるがやって来る!!事故物件ナイト~大阪炎上VOL.6~」
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/35684
※7/18日(土)前売券発売開始
9/1日(火)大島てる出演! 村田らむ『ホームレス・スーパースター列伝(仮)』新刊刊行記念イベント!
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/35640
※前売券好評発売中! 当日は大島てるサイト開設10周年記念日!(かんの・くみこ)ノンフィクションライター。最新刊は『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』(毎日新聞出版)『孤独死大国 予備軍1000万人のリアル』(双葉社)等。東洋経済オンライン等で孤独死、性に関する記事を執筆中
事故物件ナイトの魅力は一言で言えば、ここ数か月の事故物件にスポットを当て、テレビなどでは絶対に語られない生きた事故物件情報が手に入る点にある。会場では、大島てるのサイトを実際に巨大なスクリーンに映し出し、自殺や他殺、発見が遅れた場合の自然死などが、どんな背景を持って、どの場所で発生したか、物件に潜む闇を容赦なく炙り出す。
司会者からは早速、6/30に発生した「東海道新幹線火災事件」の話が飛び出し、新幹線の焼身自殺は告知義務はないのかという質問が飛び出した。
大島てる氏によると、電車での自殺に告知義務はなく、たとえ新幹線のトイレで首吊り事件が起きても、鉄道会社が乗客に伝えることはないとのこと。「ただし、この間の事件は、ただの自殺ではなく、火をつけているので、あの新幹線は当分使われることはないでしょう」と語ると、会場からは安堵の溜息が漏れた。
てる氏が、ここ数か月で注目しているのは、事故物件ならぬ“事故ロッカー”での事件! 最近、コインロッカーやトランクルームに死体が遺棄される事件が後を絶たず、巷には相当な数の事故ロッカーが存在するとのこと。
イベントの開催場所が新宿ということで、大島てるのサイトの中から、早速、新大久保駅の近くで起きた、死体遺棄事件の現場がスクリーンに映し出される。自動販売機が並ぶ何の変哲もない道端に見えるが……。
てる氏は、「以前ここにあったロッカーで赤ん坊の死体が見つかったんです。大体こういうロッカーに入っているのは大きさもあって、赤ん坊が多いですね。ロッカーの死体は臭いでバレるケースが多い。うちのサイトではロッカーであっても私有地であれば、事故物件として掲載しているので、気になる方はぜひ見てほしい」と語る。
また、大型のロッカーやトランクルームでは成人の死体が見つかるケースが多く、大島てるのサイトでは、それらも事故物件として、閲覧や投稿ができるという。
死体遺棄などの現場となった事故ロッカーは当然のごとく、使用者に告知義務はない。大島氏によると、管理会社などが簡単に掃除を済ませた後、数日後には、利用者に貸し出されている可能性が高いという。あなたが駅などで何気なく預けているロッカーも、実は凶悪な事件が起こった事故ロッカーかもしれないのだ。
イベントでは、実際に事故物件に住んでいるという“事故物件住みます芸人”の松原タニシさんが登場。「大阪で不動産屋が一番嫌がるという事故物件に住んでいました。でも事故物件って、1回住むと意外と居心地がいいんです」と語ると、会場は大爆笑!
その後は、奥多摩の事故物件集中エリアがさらされたり、登記情報を使った分譲マンションの事故物件の見分け方など、より実用的(!)な話も飛び出しイベントはヒートアップした。
あなたも気づかない間に事故物件に住んだり、事故ロッカーを使っているかもしれない! <取材・文/菅野久美子 写真/田中正清>
【近日開催イベント】
・8/16日(日)「大島てる×松原タニシ 事故物件訳有りファイル」
『事故物件サイト・大島てるの絶対に借りてはいけない物件』 日本はブラック物件だらけ! |
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