6月、9月は「うつ病」が増える時期
―[危険!9月は男をブサイクにする!]―
実は、無気力や疲労感、うつ症状などを引き起こす「九月病」という言葉があるのをご存じだろうか?
「8月に休みが多かったせいか、どうにも気力が出ない」(41歳・飲料)
「とにかく会社に行きたくない」(40歳・IT)
などそれっぽい症状を感じる人も結構いるようだ。
こうしたケースをよく知る医学博士の秋津壽男氏は、「暑い盛りは気が張っていて乗り切れますが夏が終わろうとする時期になり、ホッとした途端、心や体の不調という形で出ることが多いんです」と明かす。
しかも、9月という時期も大きな影響を及ぼしているという。
「例えば、うつ病は天候不順が多い時期、梅雨時の6月に増えると言われており、同様に台風などが集中して雨の日が多い9月もメンタルの不調を訴える人が多い。あとは季節の変わり目というのも非常に多く、4月や5月もそれ。4月はなんとか耐えても翌月ダウンして五月病になるわけです」
とはいえ、天気や暦はさすがに変えようがない。でも、心の不調を避ける方法はあるとか。
「ベストは9月に夏休みを取ること。ただし、すでに休みを取った方は無理でしょうから休日に出かけたり、逆に家でのんびり過ごすのもいいでしょう。要は仕事とプライベートのメリハリをつけること。それと日照不足の月だから意識的に日光を浴びるのもいいですね」
メンタルは仕事に大きな影響を与える。仕事でモチベーションが上がらなかったりミスが増えると男は下がる。9月対策は重要だ。
<対策>
日光を浴び、仕事と私生活のメリハリをつけて乗り切る!
<うつが多い月>
1位:6月
2位:9月
3位:4月
4位:5月
【秋津壽男氏】
医学博士。秋津医院院長。わかりやすい解説と軽妙なトークでテレビでも活躍中の“スーパー町医者”。著書に『長生きするのはどっち?』(あさ出版)など
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