美人と見れば、それだけでなんとなく腰が引けてしまうという男性は多いはず。だが、美人にも「モテる美人」と「モテない美人」がおり、後者に限ればごくフツーの男だって余裕で射程圏内だ。初見の印象で、せっかくの“掘り出し物”を見逃さないよう、モテない美人を見分ける方法はないものか？　モテない美人たちをウォッチしたエッセイ『負け美女』（マガジンハウス）が話題の犬山紙子氏に、鉄板法則を聞いてみた。 犬山「仲良しのスナックのママが言っていて、なるほど！と膝を打ったんですが、『美女だけでつるんでる場合は、負け美女の可能性が高い』。彼女たちは、『トモダチは可愛いコじゃないと許せない』みたいなことを言いがちなんですが、ルックスのクオリティは普通彼氏に求めるものなのに、それを女友達に求めちゃっている時点でもう負けてますよね。『長い間彼氏がいません』と言ってるようなもんです」 美女集団を見つけたら、モテない美女を一網打尽にするチャンス!? 犬山「あと、モテない美女は自意識をこじらせているので、必要以上にファッションに懲りがち。人と会う時に同じ格好ができないんですよね。同じ服を着ているのを見たことがない・・・みたいな美女は、負けてる可能性が高いです」 そんな彼女たちの心を掴むには、満たされない自己愛をうまく満たしてあげるべし。 犬山「美人だね、という褒め言葉は、言われ慣れている人が多いのであまり響かないんですが、『大人っぽいね』とか『色っぽいね』など、知性や品性も含んで評価しているような言葉は、すごく喜ばれますよ」 取材・文／琵琶子