何をやっても無駄。人がネガティブ思考に陥る本当の理由とは?
―[魂が燃えるメモ/佐々木]―
いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第68回
信念というと、「一つのことをやり抜く」といったポジティブなイメージがあるかもしれません。しかし思考には「ポジティブ思考」と「ネガティブ思考」があるように、信念にも「ポジティブな信念」と「ネガティブな信念」があります。
「何をやっても無駄」とか「どうせまた失敗する」といったネガティブ思考には誰もが悩まされたことがあるでしょう。こうしたネガティブ思考は切り替えようとしても、なかなか切り替えられません。「こんな風に後ろ向きになるのは良くない」といくら自分に言い聞かせても、「でもやっぱり上手くいかないんじゃ……」と考えてしまいます。
そして「思考は現実化する」という格言のとおり、「何をやっても無駄」で「また失敗」を繰り返すことになります。自己啓発の一環として過去の出来事をきちんと思い出していくと、やり方や環境のせいばかりでなく、むしろ自ら失敗に転がり込んでいったことが明らかになります。成功した実業家が「そのまま続ければうまくいくはずなのに、もう少しのところでみんなやめてしまう」と嘆くのに納得できるようになります。
思考は結果で、信念は原因
1
2
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中
記事一覧へ
『人生を変えるマインドレコーディング』 人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ! |
記事一覧へ
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ